自由旅クリエイター/ライター にじねこMiiのブログ

なりゆきまかせの自由旅が好きなライター。元バックパッカーで今は2児の母。人生を今よりちょっとだけ楽しくしてくれるモノが好き。Web媒体で旅や地域の魅力を発信したり、取材記事を書いてます。お仕事も随時募集中♪

「龍宮窟」は伊豆のラブパワースポット?!

こんにちは。

 

バックパッカーライターのMiiです。

 

伊豆の下田から車で20分ほどのところにある「龍宮窟」という洞窟があります。ここは波に削られてできた洞窟なのですが、天井が崩れ落ちてなくなっており、洞窟の中から上を見上げると空が見えるという不思議な空間です。

 

今年の夏に伊豆に行った際に、立ち寄ったので紹介したいと思います。

 

訪れたのはちょうど8月の終わりで、夏のピークが過ぎたころ。田牛(とうじ)海水浴場のすぐそばにあります。駐車場も近く、夏の間は¥1500の駐車料金がかかります。ただこの時は海水浴目的ではなく、ちょっと龍宮窟の見学に立ち寄るだけだったので、¥500で大丈夫でした。夏の終わりだったからもいうのもあるかもしれません。

じつは最近、この龍宮窟はラブパワースポットとしてカップルに人気なんだそうです。

 

その理由は上から見た時の形。

まあ、言われてみればハート形に見えるような‥??ここは”ハートビュースポット”と呼ばれる場所なんですが、ここに来るのにはちょっと山道(たいしたことはないけど)を上ってこないといけなくて、中には木のトンネルをくぐる場所もあり、けっこう楽しいのです。

龍宮窟のすぐそばには「サンドスキー場」があって、ダイナミックなそり滑りが楽しめます。上からちょうど滑っている人を見ることができましたが、けっこうな高さでした!これは楽しそうでぜひやってみたかったのですが、残念ながら時間がなくてできず・・(´;ω;`)。そりを持参してもいいですし、周辺の民宿でレンタルもしているそうです。

さて下の洞窟に下りると、そこは少しひんやりとして上とは温度差があります。

天井が崩落しているため、洞窟の中に入って上を見上げるとそのまま空が見えます。ちょうどぐるりと上を見渡せる感じ。そして海に向かって穴が開いていて、そこから伊豆の青い海から見えるのです。

 

伊豆の自然が造りだした風景を、上からも下からも楽しめる、ちょっと不思議な空間です。

 

伊豆方面にお出かけの予定があれば、竜宮窟とサンドスキー場セットで楽しんでみてはいかがですか?

 

詳しくはこちら↓↓↓↓↓

https://izugeopark.org/geosites/ryugukutsu/

 

「神田・日本橋ワイン祭り」〜知らない街を知る楽しさ

 

友人に誘われ、「神田・日本橋ワイン祭り」に行ってきました。

このお祭りは、街中に点在している参加飲食店を自由にまわって、ワインや料理を楽しむイベントです。私は今までこのお祭りの存在は全く知らなかったのですが、すでに何度か開催されているらしく、友人はリピーター参加でした。

 

このお祭りのすてきなところは、昼間から夕方まで首にワイングラスの入ったホルダーをぶら下げて、神田・日本橋の飲食店を渡り歩きながらワインが楽しめるというところ♪

 

さて参ります。

 

流れは大体こんな感じ↓↓

1.まずはJR神田駅で受付。事前に前売り券(¥3000)を購入しておき、11:30より受付開始。イベントは12:00〜17:00。前売り券が余っていれば、当日券として買うことも可能。

 

今回は、友人が元々一緒に行くはずだった友達が来られなくなり、急きょ私が行くことになりました。前売り券は友人が入手済みでしたが、前日までにはほぼ完売だったようで、当日券はほとんど出回らなかったみたい。

 

2.受付でワイングラスと地図、スタンプカードをもらったら、首に下げたホルダーに入れてお目当ての飲食店を自由にまわる

 

3.お店では大体、赤ワインか白ワインを選べるので、好きなワインを選んでグラスに注いでもらう。ちなみに無料で飲めるのは1店舗につき1杯で、カードにスタンプを押してもらいます。(注がれる量は試飲程度。)

スタンプカードはビンゴゲームになっていて、最後ラッキーな人は景品がもらえるようでした。

 

店によっては、スパークリングワインやロゼもある他、かなりの種類の選択肢がある場合もあり!ハンガリー南アフリカ産など、珍しいワインもあっておもしろい♪

 

4.各店には、ワイン祭り用に頼める料理が数品あるので(大体一皿¥500前後)、食べたいものがあればその場で払って頼む感じ。

 

皆さんリピーターが多いとみえて、最初から気合入ってました !

 

私は今まで神田に来たことはほとんどなかったので、知らない街を知るいい機会です。楽しみ♡

この日の参加飲食店は全部で24店。地図を見て、行きたいと思うレストランからまわっていきました。

 

どこに行っても行列ですが、特に人気店らしき店は長蛇の列!参加店はバラエティに富んでいて、フレンチやイタリアンの店だけではなく、ジビエや海鮮のお店なんていうのもありました!神田の街、いろんなお店があって楽しい♪

ワイン片手に、ピザやパテ、鹿肉の炭焼きなどをつまみながら各店をまわっていきます。

 

最初の数杯は、友人と「このワインの味は・・。」なんて話をしながら飲んでましたが、それ以降になるともはやいろいろ飲み過ぎて、行った店も飲んだワインも分からなくなってきた〜(^◇^;)

 

ま、当然の流れですね。

 

途中、イギリス人男性ピーターとの国際交流もありました。彼は当日券を求めて私たちの後ろに並んでいたのですが、店の人からもうないよ、と言われてガッカリな展開に。

 

そこへちょうど居合わせた別の人が、1人来られなくなって余ってるから..と、チケットをピーターに譲ってくれたのです。なんとラッキーな!

 

私たちがその橋渡しをする形となり、ピーターにそれを伝えると、メチャメチャ感謝されました(笑)。いや、私たちは何にもしてないんだけどね。その後3人でワインで乾杯して、短いひと時を楽しみました。

 

首から黄色いホルダー=ワイン祭り参加者なので、お互いなんとなく親近感が生まれて会話したり、神田の街をこよなく愛するお姉さんに出会って、いろんな話を聞かせてもらったり・・。

 

ワインとおいしい食べ物でご機嫌になったというのももちろんありますが、見知らぬいろんな人との出会いがとっても楽しかった!

 

旅先でも、知らない街でのちょっとした出会いや人との交流って、その場所の思い出をさらに特別なものにしてくれます。

 

もちろん歴史的に価値あるものや、見たことのない景色を目にした時の感動はすごく大きいですが、私が自分の旅を振り返ってみたとき、一番思い出に残ってたのは人との出会いでした。

 

どんな人と出会って、どんな時間を一緒に過ごしたのか。いい出会いと素敵な時間があった街ほど、自分にとって特別な場所として残ったような気がします。

 

今回の神田の街もそんな感じでした。個性的でおもしろいお店もたくさんあったし、またじっくり訪ねてみたいなあ。

 

ちなみに、最後気づいたら18店ハシゴしてました・・。

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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私はバイリンガル

今日は、地方出身者なら、きっと誰しも心当たりがあるであろう?方言あるあるについて。

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は山形出身です。関東に住むようになって早20数年。普段の生活で方言が出てくることはありませんが・・なんででしょうねぇ、電話で両親と話したり、地元で友だちと会うと、自動的に方言に切り替わるというシステム。

 

そして相手が標準語なら、また自動的にこちらも標準語に切り替わる。まあ、いわゆるバイリンガルです(笑)。

 

地元を離れて何十年たっても、言葉というのは忘れないものなんですね。とっても不思議なことだけど。

 

方言は味わいがあって、私は大好きです。それぞれの地域の独特なイントネーションはなんだか人間味があるし、方言でしか表現できないニュアンスも多い。

 

私の地元では庄内弁という言葉を話しますが、

 

「やばち!」→(水がぱしゃっとかかった時などに)濡れて不快だ

 

「しぶく」→ズルズルと引きずる

 

など、標準語一語だけでは言い表せない言葉は挙げればキリがありません。

 

また、よく東北弁、あるいは山形の言葉なら山形弁、と一括りにされますが、そもそも同じ山形県内でさえ地域によって全く言葉が違うのに、ましてや東北の言葉を一括りになんてできるわけがない!と声を大にして言いたい!! ・・あ、すいません。ちょっと熱くなっちゃいました(;'∀')。

 

でもおそらくこれは九州弁、関西弁とかにも言えることなんでしょうね・・。

 

一昔前までは、地方出身というとなんとなくコンプレックスを感じたり、あまり自分からおおっぴらにすることではなかったような気がします。

 

でもここ最近は、それぞれの地域の食や文化、言葉が、各地の個性としてプラスに受けとめられることが多くなってきた印象。地方出身者の一人として、これはうれしいことです☆

 

同じ日本でも、地域によって本当にそれぞれ多様な文化があります。旅をして、その土地の食や人と接するとしみじみそう思います。

 

たとえば以前立ち寄った、栃木の湯西川温泉の小料理屋さん。山椒魚の唐揚げと、鹿刺しを生まれて初めて食べました。

 

ラッキーなことにちょうど猟の解禁の時期だったらしく、たまたま生の鹿刺しをいただくことができたのです。(解禁時期以外や、鹿がとれなかった時は冷凍ものなんだそうです。)臭みも全くなく、驚くほど柔らかかった。

 

山椒魚もいい酒のツマミになり、お店のおかみさんやお嬢さんとも話が弾んだ夜でした。

 

もちろん地元の人が普段鹿刺しや山椒魚を食べてるとは思わないけど、やはりこういう山あいの町ならではの食文化。こういうのは実際その地を訪れて、食べてみてこそわかるもの。

 

また去年、鹿児島の知人を訪ねた際には、彼女の実家で使っているのが、ツブツブがたくさん入った麦味噌(初めて見ました!)と甘いおしょうゆ(これは噂には聞いてたけど!!)で、これまたカルチャーショック!

 

彼女はその少し前まで、地元の鹿児島を離れて長く千葉に住んでいたのですが、その間はいつも欠かさず、味噌と醤油は鹿児島から送ってもらっていたそうです。故郷の味ってそういうものなんですよね。

 

また、住み込みの派遣で和歌山の那智勝浦にいた時には、スーパーで売ってるイルカの切り身にショックを受けました。↓↓↓ 

cmiyumiyu.hateblo.jp

 

どれも地元ではごく当たり前にあるものでしょうし、逆に外の人がびっくりすることにびっくりしちゃうのかもしれません。

 

 

若い頃は海外へと気持ちが向かうことが多かった私。今は家族がいて海外旅行がなかなか難しい、ということもあるけれど、年を経てから、前よりも国内がおもしろいと感じるようになってきた気がします。

 

こんなに小さい国なのに、地域によってこれほど食も文化も言葉も違うというのはすごいこと。まだまだ日本には出会ったことのないものがたくさんある!日本は奥が深いんだな〜とあらためて思うのです。

 

あれ?最後は方言の話に着地しませんでしたね(笑)。

 

あ、そうそう、最後に。

山形出身です、って話すと、昔よく言われた言葉。「じゃあ、今から方言でしゃべってみて。」・・標準語相手に、一人で方言話すってけっこう難易度高いの。そういう無茶振りはやめてね

 

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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鎌倉のちょっとディープなおもちゃやさん

こんにちは。

 

バックパッカー主婦のMiiです。

 

今日は私のだいすきな鎌倉にあるおもちゃやさんのお話。

 

そういえば、以前ブログで鎌倉愛について熱く語ったことがありました^_^

cmiyumiyu.hateblo.jp

  

鎌倉といえば、いつ行ってもたくさんの人でにぎわう人気の観光地。かくいう私もその大勢の中の一人なわけですが、私の性格的に、あんまりメジャーなスポットや人が多すぎる場所はどうも避ける傾向にあります。

 

鎌倉の小町通りは、ぶらぶら食べ歩きやいろんなお店をのぞいて歩くのに楽しいのだけど、なにぶん有名すぎてすごい人の数!足が向いたのは最初だけで、今は鎌倉に行っても行くことはほとんどなくなりました。

 

かわりにけっこう足を向けるのが鎌倉駅西口側にある御成(おなり)通り。こちらもたくさんの小さなお店が軒を連ねていて、歩くにはとても楽しいのです♪もっとも何年も前に比べると、こちらも人の数はずいぶん増えたようには思いますが・・。

 

今日はこの中で、ちょっとディープで不思議な懐かしのおもちゃ屋さんをご紹介。前に書いたブログにも少しだけ登場しました。

 

場所は、鎌倉駅西口をでてすぐの御成通りをまっすぐ行った外れにあります。

 

あ、こちらは途中右手にあるそば処「志幸」さん。駅から5分くらいのところにあります。

 

このお店ではお蕎麦と揚げたて熱々の天ぷらを食べることができます。カウンターだけの小さなお店で、目の前で天ぷらを揚げてくれます。

 

何度か行ったことがあるのですが、また行きたいと思いつつ、ここ数年なかなか立ち寄れず。鎌倉歩きで疲れてちょっとランチを食べたい時、一人でも入りやすかった覚えがあります。お値段もとっても良心的。

 

そしてそこからさらに少し先に行った右手。

こちらがご紹介したい「くろぬま」さん。

ね!なかなかディープな雰囲気でしょ?ここまでの御成通りの空気感とは一変して、ちょっとタイムスリップしたような感じ。軒先にはたくさんの昔懐かしのおもちゃが出ていて、駄菓子屋世代の大人たちがついつい足を止めてしまうのです。

 

私はこういうお店を素通りできないタイプでして(^◇^;)。じつは今まで何度も立ち寄ってます。

 

子どもたちが小さい頃は、来るたびによくこちらでおもちゃを買っていました。今年の6月に行った時もこんなものを購入。

 

そして、わたしのお気に入りはといえば、可愛らしい鳥のバッジ。

シンプルなバッグにつけてもかわいいかな、と今まで何度も買っています。その度に娘にとられたりしてますが。

 

最後に行った時、初めてお店の方とお話をしました。

 

なんでも、このくろぬまさんの建物は90年以上も前のものなんだとか!!(昔からずっとあるお店だろうとは思ってたけど、想像以上の歴史の長さでした!)

 

50年前(!!)までは「くろぬま紙店」という、包装紙を扱う紙屋さんだったそうです。その後おもちゃを置くようになり、今のような形になったんだとか。

 

店内にはおもちゃの他、いろんな花火も置いてありました。

お値段的にも子どもがお小遣いで買えるようなものばかりです。今の子たちも変わらず小銭を握りしめて買いに来るのかなあ・・?お店の方は、何世代にも渡って来てくれるお客さんも多いとおっしゃってました。

 

私が鎌倉を訪れるのは年に1,2回。御成通りも行くたびにお店が入れ替わってたりするので、このお店が変わらずそこにあるのを見るとホッとします。

 

ちょっと気になった方、鎌倉に行かれた際にはぜひ立ち寄ってみてくださ~い!

 

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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【伊豆】ご当地グルメ・下田バーガーとちょっと不思議な石室神社(いろうじんじゃ)

先日、家族で伊豆・下田に行った話をしました。私は仕事があったので、家族が車で下田に向かい、私は仕事が終わったあと下田に直行したのです。 

cmiyumiyu.hateblo.jp

 

下田に到着したのは、夜の9時近く。もう真っ暗で、海も見えません。主人が車で迎えに来てくれたので、 そのままホテルへ向かいました。

 

今回、ホテル選びは主人に任せたので、私はどんなホテルなのかあんまり気にしていませんでした。ただ、プールがあり(これは娘のたっての希望)、目の前がすぐ砂浜になっている、ということだけは知っていました。

 

朝早くに目覚めて窓から見えた海はキラキラしてて、思わず歓声を上げてしまった。子どもたちは前日プールと海を一日中行き来したらしく、よほど疲れたとみえ、まだ眠っていました。主人は一足早く外に散歩に行ったので、私も朝の散歩。

私自身も、前日仕事のあとに3時間半かけて下田まで来たので、ちょっと疲れていたのですが、砂浜で朝日にかがやく海をみたら元気になりました。

 

午前中はチェックアウト後にホテルのプールで遊び、お昼は近くの道の駅「開国下田みなとで金目鯛のフライがはさんであるご当地グルメ「下田バーガー」をいただきました。

お値段は¥1,000と、ハンバーガーとしてはなかなかのお値段で(高級魚だからですかね‥。)ちょっとびっくり!こんな機会でもなければ、きっと頼まなかったでしょうね。

 

でも出てきたハンバーガーを見て納得。思った以上のボリュームでした!具だくさんな中にカマンベールチーズも入っていて、フライと濃いめのソースにとてもマッチしていました。

 

オニオンリングやフライドポテトも別に頼んだのですが、食べきれるかちょっと心配になったくらい。まあ、結局息子が喜びいさんで全部食べましたが(笑)。

メニューのボリューム的にも内容的にもそうですが、店の雰囲気もカジュアルな感じで、子どもさんのいるファミリーや、食べ盛りの若い人たちにおすすめのお店だと思います。子どもたちや私はおいしくいただきましたが(!!)主人には金目鯛のフライの匂いがちょっとキツかったらしく、評価は3対1で分かれました。

 

HPはこちら↓↓↓↓↓

http://www.kaikokushimodaminato.co.jp/restarants/restarants.htm

 

バーガーで満足したあとは、ドライブがてら伊豆の最南端、石廊崎へ。駐車場からはしばらく歩くのですが、ここの海の色はまた格別でした!

いつも思うのですが、海の青さというのは、どうしてこうも場所によって違うのでしょう。

 

私は日本海に慣れ親しんで育ったので、冬の荒々しさとは一転して穏やかな夏の日本海の、深い海の青がとても好きなのですが、やはり南の方にある伊豆の海の色というのは全然ちがうものですね。

 

私が住む千葉県にある房総半島もそうですが、ああ、南の方にきたな‥と思わせてくれる透明感のある海の色は、やはり気持ちを浮き立たせ、軽やかな気分にしてくれます。

 

さて、石廊崎には灯台があるのですが、その奥には、まさかこんなところに!!と思うような、崖っぷち沿いにへばりつくように建てられた神社がありました。

おそらく激しい海の風雨に吹きっさらしであろうこの神社、石室(いろう)神社というそうで、なんでも、1300年以上前からある歴史のある神社なのだとか。

 

全く知らずに遊歩道を歩いていって、いきなり目の前に現れたので、私は神社という自覚がまるでなかったのですが(しかも一見、神社らしからぬ建物なので)、よく見ると社務所があって、お守りなどが置いてありました。

 

そのまま奥に入ると、通常の神社のようにおさい銭を入れてお参りできるようになっています。

それにしても、よくこんな環境の厳しいところに神社をつくったものです。神社の方に聞いてみたところ、信仰なので厳しい修行をするという意味合いがあるのだとか。

 

ここは駐車場から上りの坂道も含め、歩いて20~25分ほどかかる場所なのですが、神社の方は毎日ここまで通われているそうです。「毎日修行ですね。」と言ったら苦笑いされていました。

 

駐車場のある場所は入江のようになっていて、小さな港があり、石廊崎を巡る遊覧船の発着場もあります。帰りに車までの坂道を下っていくと、途中でちょうどその港が上から見えるのですが、ちょっと奥まったところにあるこんな小さな港が、私は雰囲気があって大好きです。

 詳しくはこちら↓↓↓↓↓

http://www.minami-izu.jp/entry.html?id=8214

 

🌸おまけ🌸

伊豆旅行の帰りに道の駅「天城越えで食べたわさびソフト絶品だったので、ご紹介します!

 

時間的にすでに閉店しているお店もあったので未確認ではあるんですが、こちらの道の駅にはどうやら2種類のわさびソフトがあるようで、それぞれ違うお店で提供しているみたい。

 

ひとつはわさびが練りこまれているもの。

 

そしてもうひとつは私たちが食べた、バニラソフトの上に生わさびがのっているもの(¥300)。

こちらのソフトは「天城わさびの里」というお店で買うことができ、目の前でおばちゃんがわさびをすってくれます。このすりたて新鮮なさわやかわさびが、さっぱり系のバニラソフトにものすごくマッチしていました!十分に大量のわさびですが、もっとあってもいいくらい(笑)。本当にこれはおススメです!お立ち寄りの際にはぜひ

 詳しくはこちら↓↓↓↓↓

http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=2365

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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放浪娘を一人旅に送り出した親の気持ちを考えたことがあるか

20年前の一人旅の最中にはまったく想像もしなかった事実について両親から聞いたのは、帰国後ずいぶん経ってからのことでした。

3年間働いた会社をやめると決めたのは、私が25才のとき。次の仕事を見つけるまでは自分の時間ができるし、多少の貯金もある。当時3年近く付き合ってたカレとは、些細なことから歯車がずれ始め、お互い距離を置いている時期でした。

 

なんのしがらみもない自分。ふと、前から興味があった海外で、暮らすような旅をしてみたいと思いました。

 

行くと決めたら行動あるのみ。ニュージーランドに1年間ワーキングホリデーに行くことにした私は、両親に相談もせず、渡航に向けて準備を始めました。自分が貯めたお金で行くのだし、反対されるかもしれないなどという考えも、まったく思い浮かばなかった。

 

「ちょっとニュージーランドに行こうと思って。」

 

そう両親に電話で打ち明けた時点で、それはすでに報告でした。娘の突然の告白に、両親も戸惑いは見せたけれど、私はすでに具体的に計画を進めていたし、とくに反対はされなかったと思います。

 
出発の時も、地元の空港から両親は何もいわずに私を送り出してくれました。

 

ニュージーランドで1年。そして一旦帰国後すぐ、今度はヨーロッパ放浪旅を半年。足かけ1年半の海外旅から帰国してずいぶんたった頃、半分冗談交じりに母が私に打ち明けました。

 
じつはニュージーランドへと旅立ったあの日、空港で飛行機を見送ったあと、両親はそっと涙を流したのだそうです。

 
あの時は、「娘とはもしかしたらもう二度と会えないかもしれない」という覚悟だったそうです。「今だから笑って話せるけど‥。」と。

 

そんなこと想像もしませんでした。あの頃の私は、ただ前しか見ていなかったから。両親も笑って見送ってくれたとばかり思っていました。衝撃の事実。

 

実家があるのは東北の地方都市で、どちらかというと保守的な土地柄。そんな場所で暮らす両親にとって、一人で何のつてもなく、海外を旅しようという娘の計画を受け入れるのは、想像以上に勇気がいることだったかもしれません。

 
私を海外へ一人旅に出したことについて、母にいろいろとうるさくいう人もいたらしい。でも母は、「娘が決めたことだから。」と腹を決めていたそうです。

 
今のように、いつでもつながることができたわけではありません。私から連絡しないかぎり、私が海外のどこにいるのか、まったく知ることができなかったころの話。

 

その時、私はただ当然のように旅の自由を謳歌していたのだけれど、それは本当は当然のものではなかったのです。

 
今、自分は母になり、息子と娘がいる。そして、子どもたちには自分の目でいろんな世界を見てほしいという思いがずっとあります。

 

しかし反面、心のどこかで、もし娘が私と同じような選択をした時、あの頃の両親のように、毅然とした態度で彼女を送り出してやれるだろうか..とふと思ってしまう自分もいるのです。

 

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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自由旅

 

今日は自由旅について。

 

私の仕事先には、私以外に2人のパートさんがいるのですが、その中のYさんが先日香港マカオ旅行から帰ってきました。息子さんファミリーと一緒に旅行してきたのです。

 

久しぶりに仕事で一緒になったのですが、かなり楽しかった様子♪

 

話を聞いてみると、今まではけっこう現地ツアーに参加することが多かったのだけど、今回はフリーにしたのだそうです。

 

自分たちで、完全に自由に行き先を決めてでかけるのはこれが初めてだったそうで、それが今まで味わったことのない楽しさだったみたい(笑)。

 

ずーっと天気が悪かったり、息子さんが体調崩したりといろいろあったみたいですが、それすら笑い飛ばせるくらいたくさんいい思い出ができたようです。

 

Miiさんが自由にあちこち旅行したい気持ち、分かったわ~♪」とのこと。

 

完全に自由旅に目覚めちゃいましたね。

 

私は数少ないツアー経験から、ツアーは自分にはあんまり向かない、っていうのが分かっているので、ほぼ自分プロデュースの旅です。ツアーだとあとで思い出そうとしても、自分主体の旅じゃない分、どこに行ったのかも思い出せない(;'∀')。結局何一つ自分の中に残らないんですよね・・。まあ、記憶力の悪さのせいもあるかも、ですが。

 

それに比べて、自由旅だと一から自分で行き先考えて、どうやったらそこまで行けるか考えて‥と、すべて自分で何とかしないといけないので、その分その場所について詳しくなるし、思い入れももちろん強くなる。

 

でもって、大体何かハプニングが起きたりしてね!でも、それで「どうしよ~、この状況をどう乗り越えよう?」って考えるのも楽しいんですよ♪

 

だいたい、こういう自由旅ってのはムダだらけです。街角に迷い込んじゃったり、ちがう方向のバスに乗っちゃったり。でも、そのムダのおかげで、思いもしなかったおもしろいことに出合える時もたくさんあるんです。

 

まあ旅の好みやスタイルはそれこそ千差万別だし、多分同じ人でも状況や年齢によって内容は変わってくるもの。向き不向きもあるし、好みもあるので、短い休暇を効率よく、充実して過ごしたい人には、ツアーが一番いいのかもしれません。

 

Miiが密かに恐れてるのは、ある日突然Yさんが「明日から急きょ3日間、台湾に行って来るので仕事よろしくお願いしま~す♪」って言い出しちゃうんじゃないか、ってことです(;'∀')。

 

以上、Miiのたわごとでした。

 

お付き合いいただきありがとうございます。

 

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