わたしいろ人生 〜元バックパッカーのパート主婦Miiの日記

40代パートの私。子どもがいても我が道いくよ。楽しいことだいすき♪主に旅、本、料理について書いてます。

「ざんねんないきもの事典」を書いた今泉忠明さんのインタビューがおもしろい!

こんにちは。

バックパッカー主婦のMiiです。

 

きのうのブログで<こどもの本総選挙>の話をしました。

 

じつはこの前本屋をのぞいた時に、この総選挙の小冊子があったので、おもしろそうだな~と思ってもらってきたのですが、この中に、第1位の「ざんねんないきもの事典」を監修した今泉忠明さんへのインタビューが載っていました。

 

この内容がおもしろくて、またハッとするようなことも書かれていて興味深かったので、ちょっと紹介したいと思います。

 

今泉さんのことは、私は今まで知らなかったので調べてみたところ、お父さんもお兄さんも今泉さんも動物学者という、動物一家なのだそうです。

 

小冊子によると、イリオモテヤマネコや二ホンカワウソの生態調査をされたこともあるそうで、上野動物園の動物解説員を経て、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」(あるんですね、こんな博物館が!)の館長をされています。

 

さて、肝心のインタビューです。

 

 

Q:「ざんねんないきもの事典」を作ったきっかけは?

 

A:今まで作ってきた図鑑などでは、生き物の”すごさ”にスポットを当てることがほとんどでしたが、出版会社の人に「そんなすごい生き物たちにも”ざんねん”な一面があり、それが、子どもたちにとっては、たまらなくおもしろいのではないか。」と提案されたのがきっかけです。

 「どうしてそうなった!?」と思わずつっこみたくなる情報を、チームみんなでたくさん集めました。

 

 

Q:「ざんねんないきもの事典」が続編と合わせて160万部を超えたことについて感想を一言。

 

A:今まで自分が出した本で一番売れたのは1万8000部。生き物好きはそのぐらいの人数しかいないと思っていましたから。切り口さえおもしろければ、生き物に興味を持つ人はたくさんいることがわかってうれしく思います。

 

 

Q:「こどもの本総選挙」1位にえらばれて、どう思うか?

 

A:こういう賞があることを知らなかったので、最初は「なにかの冗談かな?」と思いました(笑)。

そのあと、一番好きな本を子どもだけでえらぶ賞だと聞いて、「これはすごいことだぞ!」とびっくりしました。なぜなら、今の子どもたちはゲームに熱中して、本は読まなくなったと思いこんでいましたから。

でもゲームよりもおもしろい本があれば読むんですね。つまり、本を作る大人がおもしろい本を作っていなかったということ。今まですみませんでした。

 

・・・紹介したのはインタビューのほんの一部ですが、なんだかひょうひょうとしていておもしろい方だな~と、インタビューの文面の端々から感じました。

 

今泉さんは子どものころから好きだったことが今の仕事につながっている、とおっしゃってるので(お父さんの影響も大きかったのかは分かりませんが)、きっとずっと動物に夢中の子ども時代を送ってこられて、動物学者にはなるべくしてなったのかな・・?と勝手に想像してしまいました。

 

ちなみに人間に関していえば、人間の強みは脳だそうです。脳で考えて、想像して、予測して、アイデアがひらめく、という脳の力はどんどんのばすのがいい。

 

反対に人間のざんねんなところは心が弱いところで、心をきたえるためにはできるだけたくさん失敗をすること、だそうです。(トラも10回中1回ぐらいしか狩りに成功しないのだとか。)

 

失敗をこわがらなくなると心が強くなりますよ、と今泉さんはおっしゃってます。そして、失敗から学ぶことが、実は世の中の役に立つんですよ、とも。

 

失敗に関しては、以前iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥さんも似たようなことをおっしゃってました。

 

ノーベル賞というすごい賞を受賞した山中さんですが、じつは若いころは失敗ばかりで、いつも先生に怒鳴られていました。

 

もともとは整形外科医を目指していたのですが、研修で手術をしてもいつもうまくいかず、先生には「山中」ではなく「ジャマナカ」と呼ばれていたそうです。

 

自分には患者さんを診るのは向いていないかもしれない、という思いもあって、そのあと研究者への道を歩むようになったのだとか。

 

山中さんはいろんなことにチャレンジして、いっぱい失敗をしてほしい、と言っています。9回失敗しないと1回の成功は手に入らない、自分自身もそうだった、と。

 

お二人の言葉はホントに肝に命じたいです。私はうまくいかないとすぐあきらめてしまうヒトなので。

 

ただ、子育てに関していえば、子どもに「失敗を恐れるな」と言っても、それは大人のきれいごとかな、と思う部分もあります。(もちろん声を大にして言ってあげたい言葉ではありますが。)

 

結局、大人がそれを寛容に受け止めてあげられる社会をつくれているかといえば、はっきりいって???なわけで。

 

逆に年々、ちょっとした失敗や過ちを犯した人を、徹底的にたたくような風潮になっている。そんな窮屈で不寛容な社会の中で、失敗を恐れるな、といわれてもあんまり説得力はないですよね・・。

 

まずは大人が、広い心で受け止められる人間にならないといけないんじゃないかなあ。

 

なんか、おもしろい話の紹介だったはずが、最後思いがけないところに着地して終わってしまいました ´д` ;