一足早く山形の実家へ帰省し、きのう千葉に戻ってきました。あっという間の6日間。もう少し満喫したかったあ!
山形県は海側の庄内地方と内側の内陸地方のふたつに大きく分けられるのですが、山を隔てて言葉も文化も気候も人の気質もちがうといわれています。
私は庄内出身ですが、内陸の方言はイントネーションも語尾も言葉自体もかなりちがいますし、むしろ庄内弁は秋田の言葉と近いんじゃないかと思うくらいです。
県内でもこんなにちがうんだから、東北弁という言葉で東北全体の言葉をひとくくりにしちゃうのはかなり違和感を感じちゃうんですよね。こういうことは、日本の他の地方の人も多かれ少なかれ感じることなんじゃないかなあ・・。
さて、Miiは山形を離れて〇十年もたちますが、ここ最近になって、案外自分は山形のことを知らないんだな‥ということに気づいてしまった(;´∀`)。バックパッカーやってたのに、灯台下暗しでした。
というわけで、Miiのここ数年のスタイルは旅するように帰省するなのです。
今回もメジャーなとこマイナーなとこ、旅人気分で毎日出かけ、母にはあきれられましたが、そんな山形のお出かけスポットを数回に分けてご紹介したいと思います。
山形イタリアン「アル・ケッチャーノ」(鶴岡市)
シェフの奥田政行さんが、地元庄内の旬の野菜や魚介類、肉などにこだわってつくりあげるイタリアンレストラン。
奥田シェフは銀座の山形アンテナショップにあるレストラン「ヤマガタ サンダンデロ」をはじめ、ほかにも何店舗か手がけています。
今回、料理人をしている私の主人のたっての希望で、実家に帰りつく前に立ち寄りました。
じつは十数年前にも一度2人で行ったことがあったのですが、その時はお味があまりにも上品すぎて(味付けが薄すぎた)まったく印象に残らず、自分の中で再訪は考えていませんでした。
でも、まあ、主人の希望だし、もう一度くらいなら試しに・・ということで、主人が予約を入れようとしたんですが、値段でぶっ飛びました!
基本的にコース料理なんですが、今の時期は¥5,000~とのこと!(ランチです!)ホームページには¥3,500~だったはず?
一旦夫婦で検討の末、う~む、やむをえまい。今回は特別ということで予約することに・・。しかし家族4人分かあ・・。娘はお子さまランチとして~。
さて当日のコースのお味。
結果からいえば、今回はとってもおいしかったです!(っていうか、この値段でおいしくなかったら、ホント困りますけど‥(-_-;)。)
シンプルな味付けがベースですが、(薄すぎず、ちゃんと)素材の味が生かされていて、プラス和の要素もちょっとあり、なんだか前の印象とはずいぶんちがいました。まあ15年もたっているので、その間にいろんな変化があったのかもしれません。
財布には相当痛かったですが、お腹と心は満足しました。
いつもがんばっている自分にごほうびを!という方、ふだんはなかなかお目にかかれない、庄内のめずらしい食材を存分に味わいたい方にはぜひおすすめです♪
出羽三山神社・羽黒山五重塔(鶴岡市)
山形観光では絶対に外せないスポットです。
出羽三山というのは羽黒山(はぐろさん)、月山(がっさん)、湯殿山(ゆどのさん)の総称で、古くから信仰の山として崇められてきました。
今回訪れたのは羽黒山にある国宝五重塔、そして2446段の石段を上った先にある出羽三山神社です。ちなみに歩くのはあんまり‥って方は、車で上まで行くこともできますのでご安心を♪
随神門(ずいしんもん)をくぐって石段をず~っと下りていきます。
15分ほど歩くと、そこだけ時が止まったかのように五重塔が静かにたたずんでいます。
ちなみに、11/4までの間、五重塔の内部を特別に拝観することができるみたいです。なんと、明治維新後初めての一般公開とのこと!
さて五重塔をさらに奥に進むと、おまちかねの長~い石段が!がんばって上りましょう!
娘からは、五重塔までって言ったのに、だまされた!!!とブーブー文句を言われながら、1時間ちょっとかけて上まで上りました(笑)。結構キツイ!!
私はペタンコ靴を履いてたので大丈夫と思ってたのですが、ソックスは丈が短いフットカバーだったので、上っているうちにかかとがすっかり脱げてしまい、最後気づいたら靴擦れですっかり皮がすりむけていました・・。
けっこう老いも若きも上ってますし、皆さん軽装の方が多いですが、靴ははきなれた運動靴にちゃんとした?靴下がいいと思います。
それから、汗はかなりかくので、タオルと水分は忘れずに・・!石段の途中に茶屋があるので、飲み物はそこでも買えると思います。かき氷などもあり♪
ようやく到着~!
出羽三山神社。さすがにおごそかで威厳があります!平日にもかかわらず、けっこうな人が参拝していました。
ようやくごほうびタイムです♪
さて、もと来た道を戻ります。ちょっとひざがガクガクしちゃうけど(;'∀')。
いろり火の里 なの花温泉「田田(でんでん)」(三川町)
家族そろってすっかり汗びっしょりになったので、実家に行く前に立ち寄り温泉へGO!
このあたりにはたくさんの立ち寄り湯があります。田田はのどかな庄内平野の中にある温泉で、宿泊施設と道の駅も隣接しています。
がんばってたくさん歩いた身体に、優しい温泉のお湯がしみますよ~♡
二種類の温泉でゆったりと癒されてみんなすっかり復活しました!!
そして半日めいっぱい楽しんだ後、ようやく実家へ向かったのでした。両親はかなり待ちかねてましたけど(笑)。
・・・次回へ続く
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