こんにちは。
この2~3日千葉も朝晩めっきり涼しくなり、一気に秋の気配が忍び寄ってきました。そういえば、たしか去年はお盆あたりからすっかり気温が下がり、残暑がないまま一気に秋へと突入したような気がします。今年もなのかな?
今日は久しぶりに料理の話です。
最近本屋では時短や作り置きのレシピ本をよく見かけますね。忙しい今のご時世を映し出しているような気がします。
そんな中、鶏のむね肉のレシピ本や記事も人気がある様子。わが家でも鶏むね肉にはよくお世話になってます。
昔はむね肉はぱさぱさのイメージしかなく、積極的に食べようとはあまり思いませんでした。でも今は、まあ家計を預かる主婦ですし、ここ何年かは料理に取り入れることが多くなりました。
私が鶏むね肉を使う理由はふたつ。
- お財布にやさしい
- あますところなく使えて、いろいろな料理にアレンジできる
私は鶏むね肉は茹で鶏にして使うことが多いです。面倒なのはあくとりだけで、あとは簡単に作れちゃいます。そこで今日は、ふだんわが家で茹で鶏を作ったときのお決まりのアレンジ法を紹介したいと思います。
まずは基本の茹で鶏の作り方から・・。
【簡単茹で鶏】
☆材料
- 鶏むね肉4枚
- カットした昆布4~5枚(昆布ははさみで3~4センチに小さくカットして、ビンに常備しています。これをやっておくとなにかと便利なんです!)
- 料理酒
- 塩
☆作り方
- 昆布はあらかじめ水につけておく
- 肉の水分をキッチンペーパーでよく拭き、なるべく重ならないようにして鍋に並べる
- 昆布を戻し汁ごと鍋に入れ、肉が半分かくれるくらいまで水を加え、さらに料理酒を入れて肉ひたひたより少し多いくらいの水加減にする
- 火にかけ、沸騰してきたらあくを丁寧にとる。細かい肉のあく?もかなり出てくるので、ちょっと面倒ではありますが、網杓子などでよくすくいとった方が後々おいしくできます☆
- 塩を加え、ふたをしてそのまま弱~中火で15分ほど加熱し、火を止めてさらにそのまま15分おいておく。時間があればそのまま放置しておく
以上が基本の茹で鶏の作り方です。
しっとりとおいしく作るポイントは3つ
- あくをちゃんととる
- 長く茹ですぎない
- 茹でた後、そのまま茹で汁につけておく
ここからいろいろアレンジします。
【茹で鶏活用法】
<鶏ごはん>
☆材料
- 茹で鶏
- 梅干し
- 白ごま(レンジで1分チンした後、すりこ木ですると香りが出ておいしいです)
- けずり節
- 塩昆布
- のり
- しょうゆ
- ごま油(好みで)
- ごはん
☆作り方
- 梅干しは包丁で細かくきざんでおく
- 茹で鶏をさく
- のり以外の材料をすべて混ぜ、ごはんにのせる
- のりを上からちぎってふりかける
梅干しの酸味がポイント!梅干し嫌いの娘も大好きなわが家の定番です☆
<チキンパン>
☆材料
- 茹で鶏
- マヨネーズ
- からし(好みで)
- 塩、こしょう
- 玉ねぎスライスや千切りキャベツなどお好みで
- パン
☆作り方
- 茹で鶏をさいてほかの材料と混ぜる
- パンにはさむ(トマトやスライスチーズ、キュウリなどもはさむとおいしい♡)
息子の友人のペルー人のママから教えてもらったレシピ。野菜が苦手な子でも、一緒にはさむとおいしくてどんどん手が伸びちゃいます♪子どもたちの大好きなパンです!
~ポイント~
茹で鶏は細かくさきすぎると筋っぽさが強調されてしまうので、大きめにさいた方がおいしい気がします。また、材料と混ぜるときはゆで汁も少し加えると、しっとり感がより増しますよ。
このほか、ポテトサラダにハムやツナのかわりにさいたむね肉をいれてもおいしいです。その際、ゆず胡椒を少し入れると味にアクセントがつき、相性も抜群なので、ひと味もふた味も変わります。ぜひおためしください!
【茹で汁の活用法】
<スープかけごはん>
塩で味付けしただけのスープですが、鶏のだしが十分出ていてそれだけでもとってもおいしい!うちの子どもたちは、試しにアツアツのスープをご飯にかけて食べて以来、大のお気に入りです♪ 前の日に飲みすぎちゃった朝にもすご~くおすすめ☆
<いろいろな味のスープに>
シンプルな味付けしかしていないので、どんな風にもアレンジできちゃいます。お好みの野菜を入れられるところも◎
中華風に・・しょうゆ、ごま油、わかめやネギなどを入れて、片栗粉でとろみをつけ、最後に溶き卵を加える
味噌汁に・・好きな具とみそを入れる(鶏だしのみそ汁、おいしいです♡この場合、もとの茹で汁の塩分は控えておいた方がいいです。)
ミルクスープに・・ジャガイモなどを加えて最後牛乳とこしょうで調整します。子どもたちが大好きなスープ!
炊き込みご飯のだし汁として••普段なら鶏肉などの肉系も入れますが、鶏むねスープがだし汁なら肉なしで作っても十分おいしいです!きのこやごぼう、油揚げなど好きな具材を入れて。
【鶏の皮の活用法】
私は茹でた後の鶏の皮は外して、冷凍しておきます。
そのまま焼いて塩を振って焼き鳥の皮みたいにして食べちゃってもいいわけですが、ひじきや切干などでちょっと動物性のコクが欲しい時などにきざんで加えます。(まあ、茹でる前にはがした皮の方が、よりダシが出ておいしいのでしょうけど。)
鶏の皮は薄いのですぐに解凍できますし、半解凍状態の方がきざみやすいです。
【まとめ】
茹で鶏はとっても簡単!しかも多めに作れば2~3日冷蔵庫で保存できますし、冷凍もできちゃいます(その場合は茹で汁につけた状態で凍らせます)。
また、味が淡白な上に味付けも塩だけなので、アレンジがしやすい!使いまわしが自由にきくところが気に入っています。
ぜひ、皆さんのおうちでも参考にしていただければうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひ他の記事ものぞいてみてくださいね。