こんにちは。
今日娘と一緒に、小さい頃に読んだ大量の絵本を整理しました。今度近くでやるお祭りで小さい子たちにあげるために、読まなくなった絵本を町会が集めてるのです。
なかなか忙しくて先延ばしにしてたけど、ついにお祭りは今週末まで迫り、いよいよやらざるを得なくなりました。
小学校のはじめくらいまでは毎日寝る前に読んであげていた絵本も、気がつけばすっかりクローゼットの中にしまわれっぱなしになっていたこの数年。
娘の小学校では毎月数回、絵本の読み聞かせボランティアというのがあって、私も参加しています。
自分が読む日の前の晩に、ゴソゴソとうちの絵本を引っ張りだして、何冊か学校で読んだりはするけど、うちで読むことはほとんどなくなってました。
ここ数年でいつのまにか家族みんなの生活リズムも変わって、それぞれがめいっぱい忙しい毎日を生きてる感じ。絵本は、まだ小さかった子どもたちと過ごした思い出と一緒に置き去りにされていたよう。
そう考えるとちょっとさびしくて、大変だったけどあの頃が一番キラキラしてたのかも‥ってふと思いました。
久しぶりに全部の本を出して、娘と仕分けする。まだまだ愛着があって手放せない本と、もうだれかに譲ってもいいかな、っていう本。
気に入って何度も何度も読んだ本は、あちこちテープで補修されてボロボロだけど、逆にそれがいとおしくて、手放すことができない。子どもたちとの小さな思い出と、成長を見守ってきてくれた気がするから。
結局20冊ほどをお祭りに出すことにしました。
それでもまだ数十冊残ってるけれど、この本たちはまだ、うちから飛び立つ時ではないってことなのかな。それとも私たちが飛び立てないでいる?
手放す絵本たちは一冊一冊ていねいに拭いてから、担当の人に手渡しました。
お祭りでは、どんな子どもたちがうちの絵本を連れて帰ってくれるんだろう。ボロボロになるくらい、たくさん読んでもらえるといいな。