4~5年前から仕事先で年に一度、司会の仕事を頼まれています。この会は毎年開かれているもので、そもそもの始まりは、前年まで司会をやっていた人が今年からできなくなったから‥という理由でした。
ふだん私がやってるパートの仕事は完全な事務仕事なので、もちろん全くの畑違い。そもそも私は、心を許した人以外の前ではお話好きではありませんし、自分の意見をうまく言葉にするのだって下手です。
はじめにいわれたときは「え、私が?なんで?いやいやムリでしょう!」と思いました。(もちろん上司にそうは言いませんでしたが(;'∀')。)
でも結局、原稿がちゃんとあることを何度も確認し、私アドリブききませんし、臨機応変に対応はできないですから!!とも伝えたうえで、引き受けることになったのでした。
”私は司会はど素人で、単なる一介のパート主婦なんだから、上司もそこまで多くは望んでないはず!!”と妙な開き直りをしたら、少しは気がラクになり、あとはできるかぎりの準備をして当日に挑みました。
参加者の方はおおむね年齢層が高く、内容も学術的なきちんとした(?)会なので、とにかくモットーは”ゆっくりと、わかりやすく、聞きやすい話し方で”。
結果は、意外にも落ち着いて司会を進めている自分がいて、しかも参加者の方たちの医療や芸術に関する様々なお話を(・_・D フムフムと聞いて楽しめている自分がいた!
会場のベテランスタッフの協力もあって、さいわい何のハプニングもないまま、無事に会は終了したのでした。よかった~!!
開き直っていたとはいえ、やはり仕事なので半端にやるわけにはいかない。前日からかなり緊張はしていたので、終わったあとはどっと疲れが押し寄せましたが、最後上司にもねぎらいの言葉をいただき、やった甲斐があったと感じました。
そしてここで得た結論、
自分が苦手と思うものも、チャンスがあればやってみよう!案外できちゃう自分がいるかもしれないよ。
ということ。
もちろんプロで司会のお仕事をしている方の比ではありませんが、大事な会をつつがなく進行して無事に終わらせることができた、というのは、自分にとって驚きでしたし、なんだ、案外自分もやれるんじゃん!!という大きな自信にもなりました。(そしてそれ以来、毎年司会はなんとなく私がやることになってしまったのでした・・。)おかげで度胸もつきましたしね。
自分の可能性を、自分で狭めちゃいけないんだな~と実感です。なんでも実際にやってみないと、できるのかできないのかも分からないしね。
子どもでも大人でも、自分の新たな可能性を見つけることができたら、人生がもっと楽しくなるんじゃないでしょうか。
さて、今年もそろそろ司会の時期がやってきます。無事に役目を果たせますように・・!
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