今日の新聞でちょっと気になる文字を見つけました。
「日本猪祭り」
なんと!こんなお祭りがあるんですね(゚Д゚;)。イノシシ年だしね。
さっそく調べてみたところ、実はこのお祭り、岐阜県郡上市で2017年から始まった新しいイベントのようです。開催団体の名前がこれまたふるってます。
「猪鹿庁(いのしかちょう)」( ´∀` )!!
なんでも郡上市で活動している若手猟師さんたちの里山保全組織なんだとか。猪鹿庁は「日本猪祭り」の開催とあわせてクラウドファンディングも行っており【自宅で楽しむ全国猪肉食べ比べセット】を販売しているそうです。
猪鹿庁の目指すものは
猪肉の旨さを知ってもらうことで、産地(地域)のファンになってほしい。そして過疎高齢化で担い手が不足している地域の応援団になってほしい!天然モノのお肉を毎年食べたいと思ってくれるファンができることで、地域は元気になれる、というもの。
ジビエ料理、私も好きですが、普段食べられる機会ってあんまりありません。でも去年10月の「神田日本橋ワイン祭り」の時に、ジビエ料理のお店で猪と鹿の炭火焼を食べて感動した覚えがあります。そのお店の名はズバリ、
「罠」
直球です。分かりやすくて好きです、このネーミングセンス。その後もまた行ってみたいと思いつつ、夜だけの営業なのでなかなか行く機会がないままでした。このお店の運営会社もジビエに関していろんな活動をしているみたいですね。
そういえば何年か前に栃木県の湯西川温泉の小料理屋さんで食べた、新鮮で柔らかい生の鹿刺しのおいしさも忘れられません。でも、これはいわゆる”ジビエ料理”とはちがうよなあ・・。一般にいう”ジビエ料理”って、なんだか特別感かつ高級感が漂っている感じですが、獲っている地元の方はきっとそんな捉え方はしてないような気がします。
さて3回目となる今年の「日本猪祭り」は2月16日に東京で開催されるとのこと。全国約20地域の猪肉を食べ比べする”利き猪(ききしし)グランプリ”や、ドライエイジングした猪や鹿が食べられる企画が盛り込まれています。
「猪鹿庁」のHPを何気なく見てみたんですが、これがまた斬新でおもしろいんです・・!!もっと地味なイメージでしたが、予想をいい意味で裏切られました。
これまで「狩猟サバイバル講座」や「皮なめし講座」などいろんなイベントを開催してるんですねえ。千葉の山で実際に狩りの体験ができるツアーもやるみたいだし!そしてなんとファンクラブまであるんです。
興味のある方もない方も、なかなか楽しいHPなのでぜひのぞいてみてください♪ ↓↓↓
若い猟師さんたちが頑張って地域を盛り上げてるなんて、なんだか応援したくなっちゃいましたよ。田舎出身者の一人として、やっぱり地方が元気だとうれしいですし。
ああ、イノシシ食べたいなあ・・。
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