こんにちは。
先日の休みに、主人と遅い初詣に行くことになりました。都内に出ながら、どこに行こう?という話になり、都内出身の主人、しばし考えたあとに「御徒町(おかちまち)のマリシテンは?」と言います。初めて聞く名前・・
まりしてん?御徒町のマリ支店??なんじゃそりゃ?
耳慣れない言葉に、私の頭の中の変換器が誤作動を起こしてしまいました(;'∀')。
調べてみると、「まりしてん」は「摩利支天」といって「厄を除き、福を招き、運を開く」守護神なのだそうです。戦いを勝利に導く霊験あらたかな神として、毛利元就や徳川家康などの名だたる武将たちにも深く信仰されたといいます。また『忠臣蔵』の大石内蔵助も、髷の中に摩利支天の小像を入れて討ち入りに臨み、本懐成就を遂げたと伝えられているそうです。
よし。じゃあそこに行ってみようじゃありませんか!
御徒町駅で電車を降りて歩くこと数分。このお寺、なんとアメ横から路地裏に入ったすぐのところにありました。こんなに人やモノが雑多に溢れてる場所にあったのが驚き!!
正式な名前は「摩利支天 徳大寺」といいます。ここにはなんと!聖徳太子が自ら彫ったと伝えられる摩利支天像が祀られているそうなんですよ!アメ横の横に!!これはすごいことですよ~(゚Д゚;)。
ちなみに摩利支天は今年の干支である猪の背に立っている神さまだそう。
さてひととおりお詣りを済ませ、はたと気づきました。
摩利支天の真向かいは「二木の菓子」。二木ののぼりと摩利支天ののぼりがせめぎ合ってる不思議な光景。こんなのみたことありません。
そしてさらなる衝撃は、摩利支天の隣のビルの壁の特大深キョン!なんかもう、聖俗、今昔混ざりすぎ、混沌としすぎで笑っちゃいます。
でもね〜、最近私は東京のこういう懐の深いとこがたまらなく好きなのです(*´∀`*)。華やかなだけじゃないとこがね!
読んでいただきありがとうございます。
よかったら他の記事ものぞいてみてくださいね。