娘の小学校では週に1回読み聞かせの日があり、授業前の15分間、ボランティアのお母さんたちが各クラスで子どもたちに絵本を読んでいます。
かくいう私も月1~2回読み聞かせに行きますが、本は読み手自身が選んで持っていくスタイル。私が選ぶのは、基本的には読んで楽しい(であろう)絵本が多いんですが、時には子どもたちの反応が予想外に少なくて拍子抜けすることも・・(-_-;)。学年によっても反応が違うし、難しいんですよね。
そんな中、今まで読んできて学年問わず、子どもたちがかなり食いついてきたおすすめ絵本を3冊ご紹介します。
1.え~、なんで?思わず目がくぎ付けになる『ふしぎなナイフ』
ご存知の方も多いと思います。とりたててストーリーがあるわけでもなく、出てくるのはたった一本のナイフ。このナイフが、ページをめくるたびにどんどん変化していくんです。
曲がったり、折れたり、割れたり、ほどけたり・・。
そんなことあるわけない!って分かってても、描かれている絵があまりにもリアルすぎて、思わず「ほんとにこんなことあるかも・・?」と思わずにはいられない絵本。
普段反応が薄い高学年のクラスでもけっこうなざわめき!もちろん1年生なら大興奮間違いなし!の1冊です。
2.絵本の王道?ばかばかしくておもしろい『わゴムはどのくらいのびるかしら?』
子どもの頃、誰でも一度は試したでしょう。「このわゴムって一体どれくらい伸びるんだろう?」って。
絵本の中のぼうやも、ある日それを試してみるのですが、それはどんどんどんどん、伸びていって・・さてどこまで行くと思いますか?
子どもたちが、「今にわゴムが切れちゃうんじゃないか!」とハラハラドキドキしながらお話に集中しているのが、読んでいる私にも感じられます。
お話自体はホントに単純ですが、期待を裏切らない(?)「THE 絵本」。
3.かわいくて目が離せない!『10ねこ』
これはねこの写真で有名な、動物写真家の岩合光昭さんの絵本。出てくるのは全てねこの写真。1ページごとにねこが一匹ずつ増えていきます。
この本もとりたててストーリーはありませんが、まずかわいいねこの表紙を見せた時点で、子どもたちの目はくぎ付け。だんだんねこが増えていくと、5~6匹あたりからみんな確実に数を数え始めます。中には「犬の方がよかった~!」なんて言う子もいますが、そんな子も数えてる(笑)。
10匹まで出てきたあと、ラストページには数えきれないくらいのねこ!子どもたち、みんな必死に数える。中には、前まで出てきて指さし確認しながら数え、「見えないからどいて!」と女子に一喝される男子も(;'∀')。どうやら22匹説が有力なようです。この本は、読み聞かせの一番最後に読むと、盛り上がっておすすめですよ♪
個人的なチョイスではありますが、もし読み聞かせで何を読めばいいか分からな~い!と悩んでいる方、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
以上「低学年でも高学年でも思わず食いつく、読み聞かせにおすすめの絵本3冊」でした。
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