神楽坂は都内でもお気に入りの街のひとつ。今回は私が行くときについつい立ち寄ってしまうスポットをいくつかご紹介します。
「かもめブックス」
東京メトロ・神楽坂駅を出たすぐそばにある「かもめブックス」。この本屋さん、ちょっと個性的で、本屋+ちょっとした雑貨+カフェなのです。
私は活字が好きなので時間があると書店をのぞいたりするんですが、「かもめブックス」はマニアが好きそうな本屋さん。店内のスペースには新刊本よりむしろ、ふつうの本屋さんではあまり見かけないような、ディープな本が多い印象。ついつい旅の本の棚を覗いてしまう私。欲しい本が何冊も出てきてしまうから困ります。 結局気になった本を2冊買ってしまいました。
カフェものんびりとくつろげて、居心地のいい空間です。ふらっと立ち寄りたくなるお気に入りの本屋さん。
「il gusto Dolce Vita」
ここはイタリア輸入食材のお店。生ハムやらブルーチーズやら、所狭しとイタリアから輸入されたこだわりの食材が並んでいます。いつもお客さんが出入りしている印象なんですが、気軽に試食ができるのもこのお店の人気のヒミツなのかもしれません。
店先で売っている、手軽に食べ歩きできるイタリアンフードも魅力のひとつ。通るたびに気になって、ついお店の中までのぞいてみたくなっちゃうっていう仕掛けです。うまくできてる!
そして私がこのお店を気に入っているもうひとつの理由が、店の奥にあるカウンターで立ち飲みができるってこと。見てください!この表面張力ギリギリまで注いでくれちゃう気前のよさ。テンションも一気に上がります♪
しかも驚くなかれ。これでなんと¥300!(持ち帰りもOK。)手軽にワインを楽しみたい人には天国です♪先日友人と神楽坂に出かけた際には、シチリアの名物「アランチーニ」も一緒に買ってみました。
いや~、幸せすぎるし、楽しすぎます♪
ところで神楽坂には不思議なことに、読売新聞の4コマまんが「コボちゃん」の像があったりするのです。なんでも、作者の植田まさしさんは神楽坂に35年以上もお住まいで、「コボちゃん」の連載初回の原稿が書き上げられたのもここ神楽坂なんだそう。
「毘沙門天 善國寺(びしゃもんてん ぜんこくじ)」
ここは創設されて400年ほどになるお寺なんですが、狛犬はなんと、虎なんです!なんでも、毘沙門天は寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻にこの世に現れたからなんだとか。
このお寺はイベントも頻繁にやっているようで、以前訪れた時には門のところにハートのオーナメントが飾ってあったり、今回は福井のイベントもやっていました。
これはあくまで私の印象ですが、神楽坂は程よく活気があって、行き交う人も若すぎないオトナの街。そして懐の深い街。今どきのおしゃれなお店が立ち並んでいるかと思えば、同じ通り沿いにごくフツーのスーパーが並んでたりする。
大通りからちょっと横にそれると、細い路地がくねくねと続き、思いがけないいろんなモノに出合える街。
高級料亭や旅館、
はたまた見上げたアパートの2Fには洗濯物がはためいていたり・・。なんだか予想もつかない、摩訶不思議な光景に出合えちゃう、わくわくする街なんです。
いろんなものがバランスよく共存していて、何度でも行きたくなる街、それが神楽坂です。
読んでいただきありがとうございます。
よかったら他の記事ものぞいてみてくださいね。