自由旅クリエイター/ライター にじねこMiiのブログ

なりゆきまかせの自由旅が好きなライター。元バックパッカーで今は2児の母。人生を今よりちょっとだけ楽しくしてくれるモノが好き。Web媒体で旅や地域の魅力を発信したり、取材記事を書いてます。お仕事も随時募集中♪

ダンナが家出中に妻が考えたこと

かれこれ6,7年前、大げんかの末、ダンナが数日間家出をしたことがありました。

 

原因は「たらこ」。俗にわが家では「たらこ事件」と呼ばれています。

 

詳細は省きますが、たらこを食べたいダンナ(←魚卵は控えた方がいいヒト)に、「食べちゃって大丈夫なの?」という気遣いの言葉をかけたことから、なぜか夫婦げんかに発展。まったく訳が分かりません。果てしない罵り合いの末、ダンナは出ていったのでした。

 

はっきりいって、わが家はふだんまったく夫婦げんかはしません。今で結婚して15〜6年ですが、多分けんかは片手に収まるくらいの数だと思います。そもそも感情で言い合いになることもないのです。

 

だからこの時は自分でもびっくりしました。私ってじつは心の奥でこんなこと思ってたんだ〜!!って。そのくらい、激しい言葉が次から次へと出てきました。ダンナも右に同じく。

 

当時まだ小さかった子どもたちは、慣れない状況にオロオロしていましたが、けんかはエスカレートし、最後にダンナは出ていきました。

 

私も不安定な気持ちになりながら、まったくお互い連絡をしないまま1日、2日。私は自分は悪くないと思ってるので、「帰ってきてほしい。」なんて絶対に言わないと決めてました。小さい子どもたちからは、早くも「別のお父さんと結婚する?」という前向き発言。

 

3日目に突入すると、さすがに「このまま放置するのはまずい。」

 

そもそも離婚する気はないんだから、変にこじれるのはよろしくない。向こうも帰るきっかけをつかめないんだな、きっと。

 

どうしようか...?と、まずは「夫、家出。」のキーワードでネットをあれこれ検索。

 

そこで知ったのは、「いろんなヒトのいろんな解決法があるのね〜^_^;」ってこと。

 

さてダンナにはどんな切り口で攻めたらよいのかとあれこれ考える私。何しろこんなことは初めてですから。もはや心理戦ですね...。

 

ポイントになるのは次の3つ。

 

  1. 帰るきっかけは私の方から作るべし
  2. ダンナの自尊心を傷つけてはいけない
  3. でも私からは絶対に謝らない

 

そして考え出したのが

「今日ビーフシチュー作るけど食べる?」

という一言メール(^◇^;)。

 

あ、ちなみにダンナはコックさんなので、自分でもビーフシチュー作りますけどね。

 

そしてダンナはまんまと私の作戦に乗っかり、家に帰るきっかけをつかんだのでした。しかもちゃんとダンナから謝ってくれましたとさ。めでたしめでたし♪

 

以来、けんかはしてませんが、あの時のバトルの激しさと不安定な数日間を思うと、日頃から小出しにけんかしといたほうがいいのかも...とも思うにじねこです。