JR原宿駅のすぐそばにある有名な神社といえば、毎年初詣客数日本一を誇る明治神宮。明治神宮自体、緑の木々が豊かですご~く癒される場所ではあるんですが、何しろ訪れる人が多い!!
そんな中、本殿に行く途中に「明治神宮御苑」というホッと癒される庭園があるんです。本殿へ向かう人たちがたくさん前を通りますが、こちらに立ち寄る人は意外と少ない印象。
じつはこの庭園の中に、「清正井(きよまさのいど)」というすごく有名な井戸があることをご存知ですか?
この井戸は、以前パワースポットが大流行したときに「画像を待ち受け画面にすると運気が上がる!!」と話題になった場所なんです。
「清正井」
庭園の一番奥にあるこの「清正井」は、かの有名な熊本城を造った加藤清正が掘ったといわれています。
見てください、この碧く澄んだ、清らかな湧き水!!原宿駅から徒歩10分の場所にあるとは思えないΣ(゚д゚lll)ガーン
加藤清正は名将として知られただけでなく、築城の名手でもあり、また治水技術にも優れていました。江戸時代初期、この場所が加藤家の下屋敷の庭園だったこともあり、清正にまつわるいろいろな伝説が残されているのだそうです。そして中でも有名なのが、この「清正井」というわけ。
清正が掘ったものかどうか、本当のところは定かではないんですが、何百年という月日を経て今もこんこんと湧き出ているんです。ロマンを感じるな~。
「明治神宮御苑」内にはこんな場所もあります。
「隔雲亭(かくうんてい)」
「隔雲亭」は茶室風の木造家屋で、明治天皇が昭憲皇太后のご休息所として造られた建物です。
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社です。この代々木の地はもともとお二人にとってゆかりの深い場所だったため、この場所に鎮座されたのだそう。
「南池(なんち)」
隔雲亭のすぐそばには、南池と呼ばれる大きな池があります。池のほとりには大きな木々が生い茂り、うっそうとした雰囲気。まるでどこか山奥にでも来たみたい!原宿や表参道の喧騒が嘘のようです。
「花菖蒲田」
「清正井」へと向かう途中にあり、150種ものハナショウブが植えられています。5月下旬から6月下旬くらいまで見事な花を咲かせるそうですよ。
パワスポブームの時は明治神宮御苑に人が押し寄せて、整理券を配るほどの混み具合だったそうですが、今はそんなことはなさそうです。私が訪れたのは冬の平日ということもあってか、庭園内は人もまばらでした。(ハナショウブの時期には混むのかも?)
御苑維持協力金として入苑の際に¥500かかりますが、その価値あり!です。小径も整備されていて、緑豊かな自然を楽しみながらお散歩ができます。いたるところに置かれているベンチに座って、のんびりと癒されるのもおすすめですよ♪
原宿や表参道の人混みに疲れた時にホッと一息つくにはちょうどよい場所。明治神宮に行った際にはぜひ立ち寄ってみてはどうでしょうか?
【明治神宮御苑】
<入苑時間>
3月~10月 9:00~16:30
6月のみ 8:00~17:00
11月~2月 9:00~16:00
<御苑維持協力金>
500円
リンクはこちら↓↓↓↓↓
http://www.meijijingu.or.jp/about/index.html
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