千葉県流山(ながれやま)市は、いま都心のベッドタウンとして人気の街。その発展ぶりも目覚ましいのですが、実はこの流山市にかわいいローカル線が走ってるって皆さん知っていますか?
その名も「流鉄(りゅうてつ)流山線」。松戸市と流山市の間をゴトゴトと走っている2両編成の電車です。
都内から行く場合、上野から約40分のJR常磐線「馬橋(まばし)」駅で降りると、すぐそばに「流鉄」の改札口があります。この付近からして、すでに懐かしい雰囲気満載!
それでは都心近くで手軽に利用できるローカル線「流鉄」を、ちょっとマニアックに楽しむための7つのポイントをご紹介します。
【1】単線である
ローカル旅気分を味わうなら、なんといっても「単線」でしょう!この「流鉄」ももれなく単線です。途中の小金城趾駅で、反対側の電車とすれ違うためしばし一休み。
全体に漂うのんびり感が、ふだん時間に追われる都会人には逆に新鮮に映ることでしょう。
【2】駅はたった6駅
なんと!始発駅から終着駅までの数、たった6駅。乗車時間にして11分です。
ローカル線気分を味わうにはちょっと短いかな?そんな人は車窓の景色を楽しみながら、ただひたすら行ったり来たりするとよいでしょう。ちなみにこんな「流山線一日フリー乗車券(¥500)」もあります。
【3】硬券が買える
これはきっと電車好きな人にはたまりませんね。わざわざ乗りに行く甲斐もあるというものです。券売機で普通のきっぷを買うこともできますが、マニアさんは硬券を買いに窓口へGO♪
【4】Suicaは使えない
そんなこんなですから、駅にはこんな貼り紙がありました。
これはもう・・ぜんぜんOKですよね(笑)。だってローカル気分を味わいにきてるんですもん。
【5】ハートのつり輪
「流鉄」にはいくつかのカラーの車両があり、それぞれに名前がついています。たとえば「あかぎ号」や「若葉号」など。その中にひとつだけ「ハートのつり輪」がついている車両があるんです。
見つけると「おお!」と密かにテンション上がります。もしかしたらいいこともあるかもしれません。どの車両かはナイショにしておきますので、ぜひ探してみてください♪
【6】駅のベンチの座布団にほっこり(おそらく季節限定)
カラフルな色合い。ちょっとレトロなデザイン。見た瞬間、懐かしさがこみ上げるような、田舎のおばあちゃんちに行ったような錯覚に陥る光景です。いや、いまやおばあちゃんちに行っても見かけないか?!
寒い日の電車の待ち時間を少しでも暖かく・・という心遣いが伝わってきて、お尻だけじゃなく心まであったまります。何時間でも待つよ・・。
(※この写真は以前撮ったものなのですが、今年はコロナの影響で、どうやら座布団は使われていないみたいです。残念(T ^ T))
【7】終点で町歩き
「馬橋」駅からの11分の電車旅の終点は「流山」駅。この駅もなかなかレトロな雰囲気でよい感じです。
ここまで来たら流山の古い町並みをぜひ散策してみてください。
「流山」の名前の由来の地でもある「赤城神社」や
びっくりするくらいいろんな種類の万華鏡がある「万華鏡ギャラリー見世蔵(みせぐら)」(HP→万華鏡ギャラリー 見世蔵)
みりんのスイーツが楽しめる「蔵のカフェ+ギャラリー灯環(とわ)」(HP→蔵のカフェ+ギャラリー灯環(とわ))など、ちょっとした旅気分が味わえることまちがいありません。
読んでいただきありがとうございます。
よかったらほかの記事ものぞいてみてくださいね。
tripnoteという旅行Webサイトでも記事を書いているのでそちらもぜひどうぞ↓↓↓