自由旅クリエイター/ライター にじねこMiiのブログ

なりゆきまかせの自由旅が好きなライター。元バックパッカーで今は2児の母。人生を今よりちょっとだけ楽しくしてくれるモノが好き。Web媒体で旅や地域の魅力を発信したり、取材記事を書いてます。お仕事も随時募集中♪

ふるさと山形との距離感について

最近Twitterをきっかけに,ふるさと山形の人とのつながりが増えてきました。私の地元である庄内地方出身の人たちが集まる「関東在住山形庄内会」にも参加したりして、山形について意識する機会が多くなってきた気がします。

 

今、地方のあちこちで移住者を誘致する動きがありますが、庄内でも力を入れ始めたらしい。そんな中、都内で庄内へのUターン希望者向けの座談会がありました。私自身はUターン予定はないのですが、どんな人がどんな理由でUターンを考えているのか興味があり、参加してみました。

 

この会を主催した「ヤマガタデザイン」さんは街づくりの会社で、地元庄内で今がんばっている企業です。今回はそこで働いているUターン経験者の3名が自分の体験について話し、その後参加者全員が自分の思いや悩みなどを話して、みんなでシェアするというものでした。参加者は30代前後の人が多かった気がします。

 

Uターンについて一番のカギになるのは、地元での仕事があるのかどうか、ということ。庄内に関していえば、30代くらいの中間の年齢層が今少ないので、どの企業からも引く手あまたなんだそうです。参加者がUターンを検討している理由は様々で、親の面倒をみるため、農業をやりたい、都会の生活に疲れたなどなど。

 

私は「じつはUターン希望ではないのですが、山形と関わることに興味があって・・。」という前置きをしたうえでお話に参加しました。参加者の中には、他にも私と同じようなスタンスの人が数名いました。

 

座談会の中で私も「Uターンしない理由」を聞かれ、とっさに出た答えが「主人の仕事や子どもたちの学校もあるので。」

 

でもその後、電車で帰りながら思ったんです。「なんか違うよなあ。」

 

さっきの答えははっきりいって単なる理由づけです。そもそも私は「庄内に帰りたい」と思っているのか?その答えは「NO」です。自分自身が「帰りたい」とは今の時点では思っていないのです。

 

なぜって、今の千葉での生活に満足しているから。住んで長いということもあるけど、都心に近くて利便性がよく、でも野菜直売所があったりと程よい田舎感もあって住みやすい。

 

 

でもだからといってふるさとへの愛着がないわけではありません。私は山形が好きだし、庄内が好きです。

 

だからこそ、庄内が元気のある地域であってほしいと思うし、いろんな人に山形の魅力を伝えたいと思う。自分のブログでたとえ変なネタであっても、山形のことをあれこれ紹介してるのは、山形のいろんなありのままを知ってもらいたいと思うから。だって一般的な旅情報とかなら、ほかでいくらでも手に入るでしょ?地元を知る人間が発信するからこそ、意味があると思うの。

 

 

ふるさととの距離感は人によって違うんだと思います。そしてそれは、必ずしも目に見えるものではなく、何かで測れるものでもない。それぞれの心にあるもの。

 

関東に住む庄内出身の人たちとたまに時間を共有したり、年に一回くらい帰省する。そして時々、自分なりの形で山形のことを発信していく。私と山形の距離感は今はそのくらいがちょうどいいのかもしれません。

 

普段離れていても、最終的に心が行き着く場所。それが私にとっての山形であり、故郷です。

 

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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