先日、大宮駅でおもしろいモノを見つけました。場所は新幹線乗り場の南のりかえ口のところです。壁には「大きな手荷物一時保管できます!」との文字。
こちらトイレのすぐ横に設置されており、試験運用中と書いてありました。
出張や旅に出かける際、大きな荷物を持っていると、ほんのちょっとしたときに困ることってありますよね。たとえばトイレに行くとき。「ああ、ほんの一瞬なのに・・どっかに荷物置き去りにしたい!」って思うこと、多々あります。これがもし誰かと一緒なら、少しの間見ていてもらえばいいのですが、一人だとそうはいきません。このシステムはそんな人のためにも作られているようです。
こちら手持ちの交通系ICカード(suicaなど)を使って施錠するシステムで、無料で使えるとのことなので、ちょっと試してみました。
【使い方】
- 黒いケーブルの先端を抜き取り、荷物などの取っ手にかけます。
- ケーブルをもとのところに戻し、横にあるボタンを押します。
- ICカードをリーダーにかざします。
- するとロックされ、操作部分が赤に変わります。
ロックを解除するには、最初の操作の逆をたどればOK!私は子どもと一緒にやりましたが、思いのほか簡単であっという間に操作できました。ちなみにこちらは30分以内の利用になります。ただ、私は施錠できるスーツケースではなく普通のバッグだったので、もちろんこのシステムで荷物をつないだだけでは中身が抜き取られてしまう可能性はありますけれど。
この案内は日本語のほか、英語、中国語、韓国語でも表示してありましたが、私たちがお試しで使った際、ほかに使っている人は誰もおらず、この案内に気を留めている人もいませんでした。
でもすぐそばにあるトイレは長蛇の列。スーツケースを引き連れている人もけっこうおり、「すぐそこに荷物置いておけるのになあ・・。」とちょっと思ってしまった私。教えてあげればよかったかな・・?
このシステムは㈱シブタニという会社で製造しています。大宮駅以外でも試験運用しているのか調べてみたところ、西武高速バス池袋チケットセンターや小田急電鉄新宿駅にも設置してあるようです。
くわしくはこちら→
https://www.shibutani.co.jp/special/baggageport.html
オリンピックを目前に控え、もし本格的に導入されれば便利だと感じる人も多いと思います。駅などで見かけたときには、ぜひ試してみては?
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