私が都内に行くとき、ついつい足を向けてしまうのが下町。東京の華やかな街の顔も魅力的ですが、私はどちらかといえば、のんびりした雰囲気が残る下町のほうが好きです。
そして下町といえば路地裏。細い道が奥へ奥へと続いていると、ついその先に何があるのか知りたくなってしまうのです。いったい今までどれだけの路地裏をウロウロしたことか・・。
そんなわけで今日はこれまで迷い込んだ、東京のすてきな路地裏を紹介したいと思います。
【谷根千(やねせん)エリア】
路地裏で真っ先に思い浮かぶ場所はここ。「谷根千エリア」とは文京区から台東区一帯の谷中(やなか)・根津・千駄木周辺をいいます。このあたりは東京の下町の風情が色濃く残り、国内外問わず観光客に人気のスポットです。私が訪れた時はJR上野駅からJR日暮里駅までの間をぶらっとしました。
気持ちが向くままに細い道を奥へ奥へと歩いていくと、途中でどこを歩いてるのか分からなくなります。それもまた楽しい♪
玄関先にメダカの水槽があったり花が飾られていたりと、そこに住む人の生活が垣間見えるのも路地裏探検のおもしろさです。
ちょっと変わったこんな雑貨屋さんも発見したりしてね。
きのこをはじめとした個性的な雑貨のお店。なかなかレアでしょ?店内にはマニアックなきのこグッズがたくさんあって、(私はべつにきのこマニアじゃありませんが)ついついほしくなりました♪
<お店のHPです↓↓↓>
古今東西雑貨店イリアス | 東京、谷中にある雑貨店。古今東西からアート雑貨、こだわりのバッグ、ちょっと変わったアイテムを集めました。
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【王子】
最寄り駅のJR王子駅から住宅街の方へと10分ほど足を向けると、昔ながらの長屋が残っています。車も入れないような細い道の奥は行き止まり。住んでいるのは年配の方たちが多く、ここだけぱったりと時間が止まったかのような不思議な雰囲気。
近くには王子稲荷神社という神社があり、江戸時代にはお稲荷さんの総元締めとして、庶民から絶大な人気を誇ったそうです。江戸の名所として浮世絵にも描かれました。
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【京島】
京島は東京スカイツリーがある墨田区にあり、最寄り駅は京成線京成曳舟駅・東武線曳舟駅になります。京島には、今も古くからの長屋が多く残されていて、細い路地を歩くとレトロな雰囲気が味わえます。地元密着の下町人情キラキラ橘商店街を歩くのも楽しい!
京島には長屋をリノベーションした、個性的なカフェやゲストハウスなども点在しています。
こちらは「サテライトキッチン」
そしてこちらは「オーロラキッチン」
以前数軒のカフェに立ち寄った際、ご店主さんともお話しする機会があったのですが、みなさん京島に対する愛着がとっても深い!気さくな方が多いので、もしお散歩の途中で見つけたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
【月島】
月島の最寄り駅は東京メトロ有楽町線・都営大江戸線月島駅です。月島といえばもちろんもんじゃ焼きは外せません。でもそれだけで終わるのはもったいない!この街、じつは路地裏好きにはたまらない、かなりディープな街でした♫
ズラリと並ぶもんじゃ焼き屋さんの通り。一見外からじゃ分からないようなところに、月島温泉なるものを見つけました!こんな場所に温泉??!
そして少し裏に入れば、昭和の雰囲気そのままの路地裏が続いています。こんな摩訶不思議なサボテンに遭遇!
さらにてくてく歩いていくと、ほっそ~い不思議なドア!一体誰が通るんでしょう??
このあたりは古い街が残っている一方で、目と鼻の先では大がかりな建設工事が進んでいて、昔と今が混在している不思議なエリアでした。
【立石】
京成線京成立石駅下車。千円あればベロベロになるほど飲めるというせんべろの街立石。(実際は千円では無理でした(;'∀'))。友人と昼から喜び勇んで出かけましたが、早くからやっている飲み屋さんは限られていたので、お店探しをしながらブラブラと街をお散歩。
どんな街かあまり知らないまま訪れたのですが、歩いてみるとディープな路地裏がいっぱいでした(笑)!こーんな怪しそうなお店があったり(ちょっと入る勇気はなかったけど・・。)
はたまた、目がくぎづけになるような看板に出くわしたり。
人気のお店でしょうか?昼なのに道にはみ出すほど満席!!
歩いていてまったく飽きません。結局この日は3軒はしごしてご満悦で帰りました。
【神楽坂】
神楽坂はおしゃれなお店が立ち並び、いつ行っても人でにぎわう活気のある街。東京の中でも個人的に大好きな街です♪最寄り駅はJR・東京メトロ・大江戸線飯田橋駅、東京メトロ神楽坂駅。
この神楽坂の魅力のひとつが路地裏。
大きな通りから少し入ると、ついつい先へといってみたくなるような路地が続きます。中には「ほんとに通り抜けられるの?」というくらい細~い路地もあり!
そしてその先には料亭やかわいらしいお店を発見したり、はたまた小さなホテルに出くわしたり・・。かと思えば洗濯物が2階の窓にはためいている。
神楽坂には、下町で出合う路地裏の趣とはちょっと違う雰囲気があるんですよね。オシャレ感がありつつも、そこに住む人たちの生活感がかすかに感じられる、そんな街だと思います。
<神楽坂関連の記事はこちら↓↓↓>
以上、これまで都内で歩いて印象に残った路地裏をまとめてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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