みなさん、知ってますか?じつは埼玉で、日本酒の利き酒を楽しめる場所があるんです。しかも「のみくらべマシン」なるものがあるんですよ!日本酒をたしなむヒトにはぜひ行ってほしいスポットです。
場所は川越にある「小江戸蔵里」。
以前川越には、明治創業の「鏡山酒造」という造り酒屋がありました。100年以上続いた酒蔵でしたが、後継者不足で2000年に廃業。その酒蔵を改修してつくられたのが「小江戸蔵里」です。川越の観光拠点として地元のおみやげや食事処があるほか、利き酒もできるスポットなのです。
でも、埼玉で日本酒??埼玉ってお酒のイメージないけどなあ。そう思ってました。だけど意外や意外!じつは日本酒生産量全国第4位なんだそうです!
ちなみに一旦廃業した「鏡山酒造」ですが、再興を望む声におされて、2007年に新たに「小江戸鏡山酒造」として復活し、その伝統を引き継いでいます。
HPはこちら→https://www.kagamiyama.jp/
さてお目当ての「ききざけ処」は、昭和につくられた酒蔵を改装した建物。ここで埼玉県内の34蔵の地酒を利き酒することができます。中に入ったらさっそくメダルを購入!¥500で4メダルですね。
マシンにメダルを入れ、好きな日本酒を選んでボタンを押すと、紙コップにお酒が出てくるという仕組み。
1メダルで1杯(「試飲機」なので量はそんなにありません)なので、4種類のお酒にトライ!でもどれを飲めばいいのやら?それぞれのお酒の説明はありますが、まったく見当がつかないので、もはやカンに頼るのみ。
中にはこんなスタッフさんおすすめのお酒、なんていうのもありました。
こういうのは生の声なので参考になりますね。私は辛口が好きなので、ふだん甘口のお酒はあまり飲まないんですが、この「帝松Premium」は香りがよく、甘さも後味がさっぱりとしておいしかったです。
ここのおもしろポイントのひとつは、セルフでお燗ができちゃうこと!
自分で「チロリ」という取っ手付きの器にお酒を注いで、それをお湯の中に入れます。そばには2種類の砂時計が置いてあって、ぬる燗(約60秒)なら青、熱燗(約120秒)ならピンクでそれぞれ自分で温めるんです。これってめったにできない体験!
どのお酒がお燗に向いてるのか、シロウトにはなかなか分かりませんが、そんな時はぜひマシンの「お燗にオススメ」という表示を参考にしてみてください。
店内には「発酵ばるコーナー」もあり、ここではちょっとしたおつまみや梅酒、それにのみくらべマシン以外の日本酒の利き酒もできます。「酒粕クリームチーズ」なんておいしそう♪どれもメダルで買うシステム。
34蔵全部の地酒を試すことができるのか?制覇した人がいるのか?それは分かりませんが、日本酒好きな方にはぜひ行ってみてほしいスポットです。
余談ですが、じつは東京にも9つの酒蔵があります。以前そのひとつの「石川酒造」に行ったときの記事も興味があればぜひ♪ ↓↓↓
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