自由旅クリエイター/ライター にじねこMiiのブログ

なりゆきまかせの自由旅が好きなライター。元バックパッカーで今は2児の母。人生を今よりちょっとだけ楽しくしてくれるモノが好き。Web媒体で旅や地域の魅力を発信したり、取材記事を書いてます。お仕事も随時募集中♪

【見た目も楽しい料理シリーズ】おうちで夢のハンバーガー♪

私はこの日は仕事で、子どもたちには朝「今日の夕飯は焼きそばね!」と伝えたのだが、仕事をしてる間にちょっと気が変わった。

 

というのも少し前、ダンナが「どーだ!肉祭り!食べたいだろ?今度連れてってやる。」とロッテリアのこんなチラシをちらつかせながら、息子に約束をしていたのだ。

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ところがいつの間にか「絶品肉祭り」も終わりに近づき、どうやら約束は果たせそうにないらしい。食べ盛りの中3息子はしきりに残念がっていた。

 

それなら!今日作るか!

 

というわけで、仕事が終わる頃には完全にハンバーガーモードに切り替わり、帰りがけにスーパーへ。もちろんハンバーグを一から作るつもりはない。家に帰ればもう6時半だし、そんな気力もないしね。

 

中にはさむ野菜→すぐに食べられる袋詰め野菜。

 

ハンバーグ→レトルトですでに味がついているもの。なんならチーズつき。(私はレトルト特有の味つけや匂いが好きではないので、ふだんはレトルトを買うことはないのだけど。)

 

手抜きできるとこはしないとね!

 

ひととおり材料を買い込んで帰宅して、娘に一言「旗作って♪」とお願いし、ハンバーガー作りにとりかかる。子どもたちは夕飯がハンバーガーなんてことはもちろん知らない。

 

さて、作るか!

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ひととおり思いつくものは何でもはさむことにした。ハンバーグは10個入りのものを買ったので、3人分×3個ずつ。(ダンナは遅いし、家で夕飯は食べないから数には入れず。)

 

目玉焼きやらアボカドやらチキンナゲットやら・・。重ねてる最中にすでに倒れそうで、まっすぐに立たせておくだけでも大変(;'∀')。

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でもなんとか完成!

娘が作ってくれた旗つきの串を刺して夢のハンバーガの出来上がり。

 

子どもたちはもちろん大喜び!何しろポテチもつけたからね。どうせならコーラも買えばよかったなあ・・。

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さあ!夕飯はこれだけだけど、ふたりとも思う存分食べなさい!!

 

私はさすがに全部食べるのはムリなので、3分の1は息子へ。でも中1の娘はこれを完食!すごい!(若さを感じた瞬間だった。)

 

まあこの量を、最後まで「おいしい!」と食べられるはずはもちろんなく、最後に子どもたちから出たのはハンバーガーはしばらく見たくない・・。」の一言だったけど(;'∀')。でも一応約束は果たせたし、こういうのもたまにはいいかなって思った、とある日の一コマ。

 

 

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【見た目も楽しい料理シリーズ】今だけのお楽しみ♪シャキシャキとろ〜り簡単「梨ピザ」

梨の美味しい季節がやってきましたね♪

 

あまり知られていないかもしれないのですが、私の住む千葉はじつは梨の産地。地元の新京成線沿いにはたくさんの梨園(そしてぶどう園も!)があって、今がちょうどフルーツ狩りの時期です。

 

駅から徒歩圏内の農園も多いので、首都圏にお住まいの方にはちょっとしたおでかけにもおすすめのスポットなのです!

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そんなわけで毎年この時期、私はもぎたての梨をいただく機会が多いんですよね。わが家はみんな梨が大好きなので、もらうそばからどんどん食べるのですが、でもこれだけじゃちょっと飽きちゃいます。

 

そこでほかに何か違う食べ方はないかと思い、ここ2,3年お気に入りなのが「梨ピザ」です。

 

今日はこの「梨ピザ」を紹介したいと思います。 

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作り方はいたって簡単!スーパーで買うのは「梨」「ピザ生地」、そして「とろけるチーズ」だけです。

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ピザ生地の上に梨をスライスして並べます。そして上にチーズをたっぷりトッピング。

 

あとはオーブンで焼くだけ!

 

簡単なのにこんなにいい感じに出来上がりました!

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ちなみにちょうどこの時、わが家には2種類のチーズがあったので、試しに食べ比べなんてしてみました♪

 

ひとつはシュレッドチーズにレッドチェダーが入ったもの(↑↑上の写真)。

 

そしてもうひとつはゴーダチーズ(↓↓下の写真)。こちらはチーズ地獄になってしまいました(;'∀')。ちょっとかけすぎましたね。

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その結果、私的にはゴーダチーズの梨ピザがお気に入りです。軽食にもぴったり♪

 

お好みで上に蜂蜜をかけると、デザート感もありさらに美味しいですよ!(オリーブオイルもプラスしてもいいかも?)

 

ちょっと変わった秋の味覚の楽しみ方をぜひお試しあれ♡

 

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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【ママチャリ日帰り旅】千葉から茨城40キロ

今日はバカバカしいことをする日とする!

この日は一日家にいるつもりだったんです。子どもたちを「今日はカギ持たなくていいよ。」と学校に送り出したあとまでは。 

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でも長引いていた雨がようやく晴れて、朝から気持ちよい青空。わが家の目の前のクスノキからは山鳩の鳴き声が聞こえてきて、ふと「今日は出かけなきゃ!」って思いました。なにしろこの数か月間、仕事か記事の取材でしか出かけてないからね。洗濯はしたし、掃除なんてべつに今日じゃなくていいんだよ。

 

さてどこ行こう?次の日から子どもたちは夏休み。ひとりの時間はまたしばらくない。貴重な一日だし、せっかくなら自分でも「バカだな~♪」って思わず突っ込んじゃうようなことをしたい!

 

天気がいいから自転車で出かけよう。銚子まで行って海でも見てこよう、と調べたら、なんと片道90キロと出た!さすがにこれはムリかな・・(;'∀')

 

じゃあきりのいいとこで、松戸から茨城の県境まで行ってみようか。

 

では目標を「利根川」とする!

 

県またぎますけど、折り返しすぐ帰りますから。

 

 

松戸を出発

9時半、ママチャリにて出発。

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天気がいい日のおでかけってやっぱり気持ちいい♪自転車なら自分のペースで行けるし、寄りたいとこがあれば寄ればいいしね。久しぶりの解放感だぁ~!

 

ただ子どもたち、カギ持ってないからね。あんまり遅くはなれない。

 

初めてスマホのナビを使ってみた。ちゃんと声で案内してくれるんだね~。でも帰りはきっとバッテリーなくなるな。ってことは自力で帰ってこないといけないね。ちゃんと道覚えとかないと!・・とあれこれ考える。

 

まあ、なんとかなるでしょう。

 

道の駅「しょうなん」

途中、千葉県我孫子(あびこ)市にある道の駅に立ち寄りました。

 

ん?なんで「しょうなん」?って思ったけど、ここは「手賀沼」という沼の畔にあって、沼の南だから「沼南」のようですね。あえてひらがなにしたのは、いろんな意図があるんだろうな、きっと(;'∀')。

 

中でこんなポスターを見つけました。

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とうもろこしのジェラートおいしそうじゃないですか!しかも今日は発売日の8月1日ですよ!「幻の白いとうもろこし」ジェラート、ひとつくださ~い♪

 

味はあっさりさっぱりとした甘さ。でもとうもろこしの味がすごく生きていておいしい!じつは以前、白いとうもろこしを生で食べたことがあるんですが、まさにその味でした。

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こんな風に外のテラス席で食べることもできます。この日は天気がよかったから外が気持ちいい!手賀沼を奥に見ながらのんびり気分で一休み。畔をサイクリングしてる人もけっこう多いですね。いいな。なんだかホッとする風景です。

 

さて利根川に向かいますか。住宅街を通り、大きな通りに出ると広々とした田園風景!「ここは地元の庄内平野か!」とひとり突っ込みを入れる。

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ついに利根川!茨城だぁ!

そうこうするうちについに利根川です!

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利根川ってすごく大きなイメージだったけど、渡ってみると川幅は案外広くない。

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私の地元・山形県酒田市最上川の河口にあり、川幅がかなりあるのでそのイメージでいました。この辺りはまだ下流じゃないもんね。ちなみにこの利根川下流にある茨城県神栖(かみす)市と千葉県銚子市が河口域になります。

 

やったー。ついに茨城県取手市に入りました!

 

時間もお昼すぎだし、この辺りでランチにして折り返せばちょうどいいんじゃないかな?でもなにぶん大きな通り沿いで、なかなか目ぼしいレストランが見当たらない。ピンとくるお店がないまま、道路沿いのカレー屋さんに入りました。

 

ネパール・インド料理「クマリ」

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じつをいうと、この時私はぜんぜんカレーの気分じゃなかったんです。ところがこのカレー屋さん「クマリ」、入ってみたらものすごくおいしいお店だったんですよ!

 

私が頼んだのは「ベジタブルセット(¥1,380)」。見てください!こんなにゴージャス♪

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「野菜カレー」と「パラックパニール(ほうれん草とカッテージチーズのカレー)」にライスとナンの両方がついてます。メニューにはナンは「小」と書いてありますが、いやいや十分な大きさでしょ!これにサラダとサモサ(「ライタ」というヨーグルトのディップ付)。

 

じつは前からずっと思ってたんですが、こういうインドカレー屋さんって、おいしくないお店はそんなにない気がするんです。どこもそれなりにおいしい。でもその代わり、「ここすっごくおいしい!何度でも来たい!」って思うようなお店にはほとんど出会ったことはありませんでした。

 

その点、「クマリ」はどれもていねいに作られた味という印象で、とってもおいしかった!接客も丁寧で安心できました。またぜひ行ってみたいお店です。

 

道路沿い左手の奥には、筑波山らしき山も見えました。

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ここまでがんばって自転車をこいできたという意識はあまりなかったけど、筑波山が見えるとこまで来たんだ!と思うと、何だかじわじわ感動。がんばったな私!

 

家へ帰ろう

あとはもう帰るだけ。予想通り、スマホのバッテリーはあとわずか。野生の勘に頼って帰ることにします。

 

途中何度も「どっちだっけ??」と立ち止まりつつ、どうにかこうにか家にたどり着いたのが16時過ぎ。一足早く帰宅して家に入れずにいた娘に、「茨城まで行ってきた!」と言ったらあきれられました。

 

この日の走行距離、なんと40キロ!

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いや~、けっこうがんばったんじゃないでしょうか??

 

今年で12年目の私のママチャリは、こぐとキシキシいうので、最後までもつかな~、パンクなんてしないかな~、と密かに心配してたんですがよくがんばってくれました!

 

少し前、「もういい加減処分しようかな。」なんて思っちゃったことをお詫びいたします(笑)。またどっか日帰り旅に行こうね、ママチャリ。

 

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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https://twitter.com/cmiyumiyumiyu

 

 

【山形あるある】「夕顔」って食べたことありますか?

これはなんの実?

皆さん、この大きなウリみたいな野菜、何か知ってますか?

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じつはこれ、「夕顔」。そう、巻き寿司に使うあのかんぴょうの原料です。私の故郷、山形県庄内地方では、夏になるとよく食卓に上るおなじみの野菜なんです。

 

 

夕顔についてTwitterで聞いてみた

じつはこの夕顔の実、山形を離れるまではごくフツーにどこでも食べられているものだと思ってたんですが、どうやらそうではないみたい。埼玉、東京、千葉と首都圏に住んでもうずいぶん経ちますが、今までスーパーなどで見かけたことはほとんどありません。都内出身の私の主人や身近な友人に聞いてみても、みんな夕顔の実のことを知らないんですよね。

 

前に「夕顔はごく限られた地域でしか食べられていない」という話を聞いたことがあり、それならいったいどの辺で食べられてるんだろう?と疑問に思っていました。

 

そしてつい最近この夕顔問題について、Twitterでつながってる皆さんに聞いてみたんですが、思った以上に反応やコメントが・・!

 

 

私のTwitterのフォロワーさんは山形の方が多いのですが、それ以外の地域の皆さんからもたくさんコメントをいただきました。せっかくなので、皆さんの情報+自分で調べた情報を記事にまとめてみたいと思います。

 

夕顔は山形県内全域で食べられてるのか?

じつはこの夕顔、庄内ではおなじみの野菜ですが、県内のほかの地域では食べてるんだろうか‥?とずっと気になってました。Twitterのコメントを見ると、どうやら山形のほとんどの地域で食べているもよう。

 

山形県以外はどこで食べてる?

Twitterのコメントから夕顔を食べていると確認できたのは、山形のほか、秋田南部沿岸部、岩手中央部、北海道松前町、新潟中魚沼です。埼玉の浦和の産直で見かけたという情報もあり、びっくり!

 

私は以前、山梨の北杜市にある道の駅でたまたま夕顔と出合ったことがあり、その時は即買いしました。近所の友人にもおすそ分けしたんですが、すごく珍しがられましたよ☆

 

山梨では山中湖周辺でも食べるようで、以前TV番組の「満天★青空レストラン」で夕顔がとりあげられたみたいですね。

↓↓↓

満天★青空レストラン#471山梨県・夕顔 | ロケブログ | 満天☆青空レストラン

 

ほかにも調べてみたところ、青森南部津軽では食べない)や、福島会津、長野なども食べる地域のようです。

 

青森の十和田市のスーパーでは、夕顔は唐辛子とセットで売られているそうですよ。なんでも唐辛子の辛味が苦味を和らげて旨味を引き出すといわれていて、夕顔には欠かせないんだとか。庄内では唐辛子を使うというのは聞いたことがないので、地域によって特色があるのかもしれません。

 

ちなみに新潟では伝統野菜として「長岡野菜」「柏崎野菜」に指定されていて、「ゆうごう」と呼ばれています。夕顔をたべるのは主に上越中越で、新潟市を中心とした下越では食べられていないのだとか。

 

ただしいただいた情報によれば、同じ下越でも山形県寄りの場所では夕顔を食べるとのこと。阿賀野川を挟んで北か南かでも異なるようです。

nigata.japanfoods.net

 

今回Twitterでコメントをいただいたのはほとんど東日本の方だったので、西日本で夕顔を食べているのかは不明です。また今回分かったのもごく一部だと思うので、食べている地域はほかにもけっこうありそうですね。食べる地域と食べない地域をはっきりと線引きするのは、なかなか難しいのかもしれません。

 

西日本も含めて、もし新たな情報があればまだまだお待ちしています♪

 

夕顔の種類について

夕顔には長夕顔丸夕顔があります。庄内で食べられているのは長夕顔ですね。かんぴょうは丸夕顔から作られ、その一大産地は栃木県なんだそう。国産の7割以上を生産しています。栃木の道の駅でこの夕顔が「かんぴょう作り体験」の材料として売られていた、とおしえてくれた方もいました。地域によってちがうのがおもしろい♪

 

夕顔のレシピ

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ではこれ、いったいどうやって食べるのか?スーパーだとカットされているものもありますが、この大きさだと、たとえ大家族でも一回で食べるのは無理でしょう。

 

ちなみにこれ↑↑↑、以前帰省した時に産直で買って車で大事に持ち帰ったんですが、なんと200円笑!コスパよすぎ。スーパーだともうちょっとお高めです。

 

夕顔はまず皮をむいて中のタネを取り除き、適当な大きさに切ります。

 

ここからは実家でよく食べていた方法&Twitterのコメントでいただいたレシピをざっとご紹介します!

 

☆しょうゆ味の炒め煮(けんちんと呼ぶおうちもあるみたいです)

しょうゆ、みりん、酒、砂糖などで味付けし、青じそを加えるのが定番!地元では、夕顔に青じそをおまけ(?)でつけて売ってるところもありました。お好みでごま油や茄子を加えても♪

 

中にはお母さんがさばのなまり節をいれて作ってくれた、という方もいました。

 

☆みそ汁

これも定番ですね。細切りにしたミョウガをのせてもおいしいそうですよ。

 

☆中華スープ

玉子やトマトと一緒に♪

 

☆鶏肉と夕顔の煮物

鶏肉との相性がいいので、鶏ひき肉もおすすめです。汁に片栗粉でとろみをつけるのもおいしい♪冷たくして食べるのもGOOD。

 

☆夕顔の白だし風味

スライサーなどできしめんのようにカットし、茹でたものを白だしにつけて、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。最後にミョウガをトッピング。

 

ちなみにこれは居酒屋さんから聞いたレシピとのことなので、お酒にはぴったりのメニューかも?!

 

 

夕顔の味自体はとても淡白なので、わりとどんな味付けでも合うと思います。食感は大根や冬瓜とはちょっとちがって、サクッとは噛み切れないというかな‥?うまく説明できませんが。 

 

 

夕顔を食べるとき気をつけたいこと

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じつはこの夕顔、まれに食中毒を起こすことがあるのです。これを知ったのは大人になってからなのですが、「え、まさか!」という感じでした。だって子どもの頃からさんざん食べていたし、まわりで食中毒になったなんて聞いたこともなかったですからね。

 

じつはもともと夕顔は観賞用に栽培されるひょうたんと同一種。ひょうたんの苦味成分(ククルビタシン)の少ない品種が食用として選別され、改良されたものが夕顔なんだとか。

 

食用として売っている夕顔でも、まれにククルビタシン類が多く含まれ、嘔吐や下痢などを引き起こす場合もあるので、強い苦みを感じた場合は食べない方がよいそうです。

 ↓↓↓

自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ユウガオp

 

つい最近もネットで「夕顔で食中毒」のニュースが出ていたので、心には留めておいた方がいいかもしれません。

 

 

長くなりましたが、以上私が長年疑問に思っていた、夕顔に関する「??」についてまとめてみました。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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食わず嫌い

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使い捨てマスク不足が深刻だったころ、医療関係の仕事をする妹と電話で手作りマスクの話になったのだが、妹がこんなことを言ったのを聞いて驚いた。

 

「誰が触ったか分からないマスクなんて、怖くて使おうと思わない。」

 

わたしは手作りマスクがあちこちで売られていることを好意的に受け止めていたし、これまでそんなふうに考えたことはなかったから、その言葉はちょっと衝撃的だった。

 

でもいわれてみれば確かにそうだ。手作りというからには誰かが触っているわけで、それを商品として売る前にどう処理しているのか(一度洗ってるとか)はわたしたちには分からない。「なるほど、そんな考え方もあるんだな。」と、物事の見方はひとつじゃないのだということをあらためて感じた。

 

自分の頭の中で考えつくことなんて、たかが知れてる。それが全てだと思いがちだけど、もちろんそんなことはないし、これだけの人がいればその数だけいろんな考え方があっても不思議じゃない。夫婦や親子でさえ、全然違うのだから。

 

こういうことはきっと、自分が生まれ育った環境や普段の生活に大きく影響されるものなんだろう。そしてそれは食べ物に関しても同じようなことがいえるんじゃないかと思う。

 

以前ニュージーランドにいた時、緑茶(グリーンティー)のティーパックにこう書いてあったのをみて、びっくりしたのを覚えている。

 

「お好みでレモンや砂糖を加えてください。」

 

日本人の感覚からすれば、もちろんあり得ないことだ。でももしグリーンティーを紅茶などと同じような感覚で捉えるなら、それは別に何の不思議もないのかもしれない。

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イギリスの国民食ともいえる「フィッシュ&チップス」モルトビネガーというマイルドな酢をたっぷりかけて食べるし、トルコでは「さばサンド」の屋台が有名だ。

 

どちらも初めて聞いた瞬間、「え??」と思ってしまう。

 

フライドポテトに酢?

 

さばをパンにはさむ?

 

でもそれはきっと、日本の中で作り上げられた「常識」に縛られているからなんだろう。実際食べてみると、どちらもすごく美味しいし、また食べたいと思う。

 

もしそこで食わず嫌いになったら、美味しいものや新しい出会いをみすみす逃してしまうかもしれない。なんだかそれはちょっともったいない。

 

考え方にしても食べ物にしても、最終的にそれを受け入れるかどうかは自分次第なわけだけど、それまで知らなかった考えに触れるのは純粋に楽しい。

 

少なくともわたしは、誰かの価値観をはなから否定する人間にはなりたくないし、「こんな考えや発想もあるんだな。」とおもしろがれるようなヒトでいたいと思うのだ。

 

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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【東京】オトナの街・神楽坂のなみなみワインとお気に入りの本屋さん

神楽坂は都内でもお気に入りの街のひとつ。今回は私が行くときについつい立ち寄ってしまうスポットをいくつかご紹介します。

 

「かもめブックス」

東京メトロ神楽坂駅を出たすぐそばにある「かもめブックス」。この本屋さん、ちょっと個性的で、本屋+ちょっとした雑貨+カフェなのです。

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私は活字が好きなので時間があると書店をのぞいたりするんですが、「かもめブックス」はマニアが好きそうな本屋さん。店内のスペースには新刊本よりむしろ、ふつうの本屋さんではあまり見かけないような、ディープな本が多い印象。ついつい旅の本の棚を覗いてしまう私。欲しい本が何冊も出てきてしまうから困ります。 結局気になった本を2冊買ってしまいました。

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カフェものんびりとくつろげて、居心地のいい空間です。ふらっと立ち寄りたくなるお気に入りの本屋さん。

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「il gusto Dolce Vita」

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ここはイタリア輸入食材のお店。生ハムやらブルーチーズやら、所狭しとイタリアから輸入されたこだわりの食材が並んでいます。いつもお客さんが出入りしている印象なんですが、気軽に試食ができるのもこのお店の人気のヒミツなのかもしれません。

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店先で売っている、手軽に食べ歩きできるイタリアンフードも魅力のひとつ。通るたびに気になって、ついお店の中までのぞいてみたくなっちゃうっていう仕掛けです。うまくできてる!

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そして私がこのお店を気に入っているもうひとつの理由が、店の奥にあるカウンターで立ち飲みができるってこと。見てください!この表面張力ギリギリまで注いでくれちゃう気前のよさ。テンションも一気に上がります♪

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しかも驚くなかれ。これでなんと¥300!(持ち帰りもOK。)手軽にワインを楽しみたい人には天国です♪先日友人と神楽坂に出かけた際には、シチリアの名物「アランチーニ」も一緒に買ってみました。

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いや~、幸せすぎるし、楽しすぎます♪

 

ところで神楽坂には不思議なことに、読売新聞の4コマまんが「コボちゃん」の像があったりするのです。なんでも、作者の植田まさしさんは神楽坂に35年以上もお住まいで、「コボちゃん」の連載初回の原稿が書き上げられたのもここ神楽坂なんだそう。

 

毘沙門天 善國寺(びしゃもんてん ぜんこくじ)」

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ここは創設されて400年ほどになるお寺なんですが、狛犬はなんと、なんです!なんでも、毘沙門天は寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻にこの世に現れたからなんだとか。

 

このお寺はイベントも頻繁にやっているようで、以前訪れた時には門のところにハートのオーナメントが飾ってあったり、今回は福井のイベントもやっていました。

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これはあくまで私の印象ですが、神楽坂は程よく活気があって、行き交う人も若すぎないオトナの街。そして懐の深い街。今どきのおしゃれなお店が立ち並んでいるかと思えば、同じ通り沿いにごくフツーのスーパーが並んでたりする。

 

大通りからちょっと横にそれると、細い路地がくねくねと続き、思いがけないいろんなモノに出合える街。

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高級料亭や旅館、
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はたまた見上げたアパートの2Fには洗濯物がはためいていたり・・。なんだか予想もつかない、摩訶不思議な光景に出合えちゃう、わくわくする街なんです。 

 

いろんなものがバランスよく共存していて、何度でも行きたくなる街、それが神楽坂です。

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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都内の住宅街にあるワイナリー「清澄白河フジマル醸造所」

皆さんは都内にワイナリーがあるのを知っていますか?「え、そんな都会のど真ん中に??」って思いますよね。「都市型ワイナリー」と呼ばれ、じつは東京に数軒あるんです。

 

今回ご紹介するのはその中の一つ、清澄白河フジマル醸造所」東京メトロ半蔵門線都営大江戸線清澄白河」駅が最寄り駅です。駅からワイナリーに向かいますが、周りは住宅街。ホントにこんな場所にあるの??と思い始めた頃、それらしき看板が見えてきました。

見た目はごく普通のビルのようですが・・。どうやら2Fがレストランみたい。

 

レストランのドアもこんなにシンプルです。

 

でも中に入るとおしゃれな空間が広がっていました。

 

醸造所直送生樽ワイン」を頼んでみます。デラウェアで作られたオレンジ色のワイン。そして巨峰の赤いワイン。キラキラしていて綺麗!これだけでも気分は一気に上がります。

ちょうど夕方の早い時間帯で、他にお客さんはほとんどいませんでした。ちょっと隠れ家的な大人の空間です。

 

歩き回った後だったので、友人とふたり、おいしいものをつまみながらまったりとワインと愉しみました。全体的に軽めな口当たりのワインが多く、気軽に楽しめますよ♪

 

 ワイン醸造所は1Fにあり、食事をしたお客さんは見学ができます。「清澄白河フジマル醸造所」はもちろんすぐそばにブドウ畑があるわけではなく、山形、山梨、茨城、千葉の農家からぶどうを買っているのだそうです。

醸造所はごく限られたスペースなので、いわゆる「ワイナリー」というイメージではありません。逆に「え、ここで今ワインがつくられてるの??」と驚きでした。

東京生まれのワイン、ぜひ一度試してみては?

 

清澄白河フジマル醸造所】

 東京都江東区三好2-5-3

TEL 03-3641-7115

 

<営業時間>
☆レストラン 

ランチ(水~日・祝日) 11:30〜14:00(L.O.)
      ディナー 17:00~21:30(L.O.)

 

テイスティングルーム 

13:00~21:30(L.O.)


<定休日>

月曜日、火曜日(祝日の場合は翌水曜日)

 

<HP> 

https://www.papilles.net/