自由旅クリエイター/ライター にじねこMiiのブログ

なりゆきまかせの自由旅が好きなライター。元バックパッカーで今は2児の母。人生を今よりちょっとだけ楽しくしてくれるモノが好き。Web媒体で旅や地域の魅力を発信したり、取材記事を書いてます。お仕事も随時募集中♪

ホントに痛いの?大腸検査のイマドキ事情♪

つい先日、人生初の大腸内視鏡検査を受けてきた。今日は記憶が新しいうちに、受けたばかりの大腸検査について書こうと思う。

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ハッキリ言って私は一応女子であるし、シモの話なのでなるべくなら検査をしたことすらヒミツにしたい。でも世の中にはこう思ってる人がけっこういると思うのだ。

 

「人間ドックで引っかかったんだけど・・大腸検査しないとダメかな?お尻から管入れるアレだよね?恥ずかしいし、痛そうだし、絶対ムリ!」

 

まあ・・この検査を進んでやりたい人なんていないよね。ずいぶん前に母が大腸検査を受け、あまりのつらさに泣きながら途中でやめてもらったという話を聞いて以来、恐怖しか感じなかった。私にとっても絶対にやりたくない検査ナンバー1。

 

なのに、人間ドックで、引っかかってしまった!

 

うわぁぁぁぁ!ついに!

 

ものすごく気が進まなかったが、勇気を振り絞って病院に行った。するとなんと痛みの少ない「無痛大腸内視鏡検査」なるものがあると判明!そして実際に検査を受けたところ、ホントにぜんぜん痛くなかったのだ(恥ずかしくはあったけど)。心配していた悪いモノも見つからず、ほっと胸をなでおろしたのがついおとといの話。

 

今日のブログはライターの端くれとして、オンナを捨て、赤裸々に事実を記したイマドキの大腸検査についての記録である。

 

内容については私が受診した病院のやり方なので、どの程度ほかでも同じ検査をやっているかは分からない。また麻酔の効き具合にも個人差があるようなので、あくまでもひとつの例として捉えていただければと思う。

 

この記事が得体のしれない恐怖心や不安感で大腸検査をためらってる人たちの参考になればうれしい。

 

 始まりは人間ドック

人間ドックで「要精査」の通知がきたときは「やっぱり!」というのが正直な気持ちだった。ライターとして記事を書くのにPCの前で座りっぱなしのことも多く、おしりにはよくないな~とずっと思っていたのだ。そして実際のところ、たまに血便が気になっていた。

 

この血が何を意味するのか、私にはもう分かってる。95パーセント大腸がんではないだろう。

 

でももしかして・・という思いも頭をよぎる。素人の思いこみで悪いヤツを見逃してしまったら?そして知らないうちに進行してしまったら?そんなのは悲しすぎる。

 

私は子どもたちが成人してお酒が飲めるようになるのを楽しみにしてるし、バックパッカーだって一緒にやりたい!


何しろがんは日本人の死亡要因第一位。そして大腸がんは、日本人がかかるがんの第一位なのだ。病院嫌いだがここはしかたない。まずは思い切って人間ドックを受けた病院の胃腸科を受診してみた。

 

先生いわく、血便の人のほとんどは「痔」やおしりの内部が切れて出血してしまうケースで、大腸がんの人はほんの数パーセントなんだそうだ。でも問題は自分がそのどちらに入るのか。それは大腸内視鏡検査をしてみないと分からないとのことだった。

 

もちろんします!痛い検査を覚悟していたが、思いがけず「無痛大腸内視鏡検査」という痛みの少ない方法があると知り、心が軽くなった。ちなみに大腸検査のつらさは、腸の長さや曲がり具合によっても違うのだそうだ。だからフツーの大腸検査でも、まったく痛くない人もいるんだとか。

 

検査日を決めてその日は家に帰った。


検査前日は?

検査の前日の食事は消化のよいものを摂る(といってもフツーに食べたけど)。こんにゃくやキノコ、海藻類など消化しにくいものはNG!夕飯からは乳製品も口にできない。

 

夜の8時に下剤を飲む。(私はこの時は何も出ず。)

 


検査当日のながれ

当日は早朝から1.8ℓの下剤を飲む。(ポカリスエットのような味で飲みやすいけど、下剤と分かっているからおいしくは感じないよね(^_^;))

 

「途中で体調が悪くなったら、ガマンをせずに病院に連絡すること」と注意事項には書いてあった。1時間ほどかけて下剤を全部飲み切ったが、しばらくして気分が悪くなったので横になって休む。さいわい体調は戻ったので、そのまま病院へ。ちなみにこの日は車の運転はダメね!


お昼から検査開始。まず検査着に着替える。下着は使い捨てのハーフパンツのようなもの。普通と違うのはお尻に穴が開いていること。トランクスを前後逆に履いているイメージ。

 

まずはじめに点滴(水分らしい?)。自分の順番が来たら内視鏡の検査室へ。このときに点滴を入れ替えて(?)「静脈麻酔」というのをしたらしい。

 

そのあとすぐ「おしりに管入れますね~。」と先生に言われ、「え!まだ麻酔効いてないんじゃない?」と不安になったが、はっきり覚えてるのは管を入れ始めたあたりまで。入れた時も違和感はあったが痛くはなかった。麻酔はちゃんと効いてたらしい。

 

検査後にその場で先生から「よかったですね。悪いものはなかったですよ。可愛い痔がありましたけど(笑)。(やっぱりね!!)」と言われた気がする。

 

その後は別室のリクライニングソファーで横になり、麻酔がさめるまで1時間半休む。点滴は最初からずっとしたまま。ずーっとうつらうつら&ホワホワとした状態。布団もかけてもらって、あったかくて気持ちいい。


部屋の中はカーテンで仕切られていて、おそらく4人くらい休んでいたと思う。隣の人はいびきをかいて寝ていた。

 

麻酔の効き具合は人それぞれらしいが、いびきの患者さんは麻酔が切れたあと、「何も覚えていないけど気持ちよかった。」と看護師さんに話していた。

 

じつは検査前は「麻酔が切れたあとは痛いのかな。帰ってからも廃人かも(-_-;)」と覚悟していたのだけど、それもなくちゃんと途中でラーメンを食べて帰宅。この日唯一残念だったのは、お酒が飲めなかったことかな。

 

 

さいごに

さいわい私は悪いものは特に見つからなかった。今はコロナの感染状況ももちろん気になるところではあるけど、誰にとっても早く検査をするにこしたことはないと思う。

 

もし大腸検査への不安から病院に行くことをためらってる人がいるなら、まずは診察に足を運んでほしい。そしてどんな検査が受けられるのか先生に話を聞くことができれば、その先につながるんじゃないかと思う。もしかしたら痛みの少ない検査を受けられるかもしれない。

 

この記事が「病院に行ってみよう」という気持ちを少しでも後押しできたら、私がここで秘密を暴露した甲斐もあるというものだ。 

 

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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