自由旅クリエイター/ライター にじねこMiiのブログ

なりゆきまかせの自由旅が好きなライター。元バックパッカーで今は2児の母。人生を今よりちょっとだけ楽しくしてくれるモノが好き。Web媒体で旅や地域の魅力を発信したり、取材記事を書いてます。お仕事も随時募集中♪

旅するように帰省する②~鶴岡市立加茂水族館(クラゲ水族館)、酒田のラーメン「さらしな」、フレンチレストラン「Nico」

前回に引き続き、山形帰省旅②です。①もぜひのぞいてみてくださいね。↓↓↓

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いよいよお盆休みに入りますね。今夜あたりからお出かけする方も多いんじゃないでしょうか?

 

Miiは今回車での帰省でしたが、必ず途中で「ああ、いよいよ実家だあ!!」と気持ちが高ぶってくるポイントがあります。

 

高速道路で「山形方面」とか「酒田」なんて看板が出てくるとまずそわそわしはじめ、周りを走る車のナンバープレートをみて「ああ、近くなってきた♪」って気持ちになり、最後に最上川のむこうに鳥海山とイオンの看板が見えてくると「きたあ~!!」と喜びでいっぱいになる。

 

あれ?地元愛強すぎ?

 

でも年に一回の帰省と考えると、これからあと何回帰れるかなあ・・とリアルに考えてしまう今日この頃。両親も見るたびに白髪が多くなったなあ、前よりさらにハゲたなあ(余計なお世話ですか‥)と思ってしまうのですよ。

 

一回一回を大事に帰らないとね。・・といいつつ、毎日遊びに出かけちゃいました。すいません(;'∀')

 

 

さて、本題の2日目です。

 

鶴岡市立加茂水族館鶴岡市

クラゲ水族館といったほうがピンとくる方も多いでしょう。メディアでも何度も取り上げられ、一躍有名になった加茂水族館Miiが子どものころからありますが、昔は地元で細々とやってる地味~な水族館でした。

 

いまではリニューアルしてすっかりきれいになり、施設もとっても充実しています!

ベビーカーや車いすの貸し出しもしていますし(数の制限あり)、館内はスロープでまわれるようなので、小さいお子さんやおじいちゃんおばあちゃんそろって楽しめますよ♪

 加茂水族館では近海の魚のほか

クラゲの赤ちゃんも見ることができます。小さくてもちゃんとクラゲ(笑)。生命の神秘です。

大きなものから小さなものまで、本当にたくさんの種類のクラゲがいて驚きです。そしていやされる~

でもあんまりお近づきにはなりたくないな‥(;'∀')

 

さて、クラゲが全面的に有名な水族館ではありますが、実は愛嬌たっぷりのアザラシたちも見逃せません!ゴマフアザラシ、寝てるし。

こんなものもありました↓↓↓

いや、このながれでいったら、そりゃあ匂い嗅いでみるでしょ。・・・警告通り、積極的にまた嗅ぎたくなる匂いではありませんでした。覚悟して嗅いでください(笑)。

どうやら去年海岸で保護された、この子の体毛のようです↓↓↓ 毛なんてあるんですね‥。

 

 

さて、加茂水族館はクラゲだけじゃない。アシカショーも目玉の一つ!

しかしどうやら今はアシカの恋の季節ということらしく

アザラシのももこちゃんとエリザベスちゃんが助っ人に来てました( ´∀` )。

会場は思った以上に超満員!飼育員さんがアザラシとアシカのちがいをおしえてくれたり、アシカとお客さんでフリスビーをやったり、アシカ&アザラシの愛嬌たっぷりのショーに最後まで拍手喝采で大盛り上がりでしたよ加茂水族館はクラゲが有名だけど、それだけじゃないんだな‥と感じた一場面でした。

 

階段の踊り場の表示がかわいすぎます♪

せっかくなので、こんなものもいかがですか?

 

 

酒田のラーメン「さらしな」(酒田市

酒田はラーメンが有名です。昔からかなりのラーメン屋さんがあるラーメン激戦区!山形県は手打ちそばが有名なのですが、それは内陸に多くて、酒田市民はもっぱらラーメン!なのです。

 

そして地元民は「ラーメンを食べに行く」とはいわず、「中華食べいぐ」といいます。(いわゆる中華そばなので。)

 

え、中華料理の場合?そのときは「中華料理食べいぐ」です。

 

市内には「満月」「三日月軒」などの有名店が数多くありますが、今回は他の店と同じく昔から地元で愛されてきた「さらしな」へ行ってきました。

 

ど平日にもかかわらず、かなりの人が並んでいます。20分くらい待ちました。

 

あら、こんなものが売ってました。酒田市公認キャラクター「あののん」と「もしぇのん」のキーホルダー。

「めんごろ~」は「かわいいでしょ~?」って意味です。

酒田市ではつがい(?)の獅子頭が昔からなぜかシンボルとなっています。かわいいのか、かわいくないのか・・判断しかねるキャラではあるけど(笑)。

 

ちなみに、「あののん」は「あのの」→「あのね」、「もしぇのん」は「(お)もしぇの」→「おもしろいね」という庄内弁にかけています。

 

さて、ようやくおまちかねのワンタンチャーシューメンです♪

普通盛り¥850、大盛り¥1,050。普通盛りでもけっこうなボリューム!主人は大盛りにしたことを後悔してました。大盛りはハンパない大きさですので、覚悟して食べてください!

 

とろとろのチャーチューとワンタンうまし!やっぱりこの味。みんな夢中で食べました。

 

そしてこの日の夕方、主人は一泊二日の庄内旅を満喫して、一足早く新幹線で千葉へ帰ったのでした。(夜、LINEにて「現実に引き戻されて洗濯機回してる(;'∀')」との報告あり。)

 

フレンチレストラン「Nico」(酒田市

さてこの夜はMiiだけフレンチでぜいたく子どもたちは実家で心ゆくまでいとこたちと遊んでるはず♪母よ、もうしわけない。

 

高校時代の友人と久々の再会です。今でもおつきあいが続く、貴重な友人の一人。

 

地元の友人というのはなんだか特別なものがあります。子どものころからの私を知っている数少ない存在。うれしいことも、悲しいことも。

 

今の自分へと続く「私のもと」を作ってくれたのは、ふるさとの風土であり、食べものであり、家族であり、そして友人なんだと思います。

 

さてNICOもやはりアル・ケッチャーノと同じく、庄内の食材にこだわったレストラン。庄内は海、山、川すべてに恵まれた自然の宝庫で、四季折々の食べ物がとってもおいしいところなんです♪

 

Nicoのどのお料理もおいしくいただいたのですが、中でもインパクト大!だったのは苔玉みたいなこちらの料理↓↓↓

黒バイ貝のコロッケだそうです。コロッケ、というイメージで切ってみたらこんなでした!

貝がびっしり!名前からのイメージとはだいぶちがいましたが、海のうまみが凝縮されていてとってもおいしかったです!ワインとの相性もばっちりです!

 

もうとりあえず思いのこすことはない‥。

 

この日のMiiは上機嫌で帰りましたとさ。

 

 

③へ続く・・・

 

これから帰省や旅行の準備をする方は、ぜひ参考にこちらの記事をどうぞ↓↓↓

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

よかったら他の記事ものぞいてみてくださいね。

 

 

旅するように帰省する➀〜山形イタリアン「アル・ケッチャーノ」、出羽三山神社・羽黒山五重塔、なの花温泉「田田(でんでん)」

 

一足早く山形の実家へ帰省し、きのう千葉に戻ってきました。あっという間の6日間。もう少し満喫したかったあ!

 

山形県は海側の庄内地方と内側の内陸地方のふたつに大きく分けられるのですが、山を隔てて言葉も文化も気候も人の気質もちがうといわれています。

 

私は庄内出身ですが、内陸の方言はイントネーションも語尾も言葉自体もかなりちがいますし、むしろ庄内弁は秋田の言葉と近いんじゃないかと思うくらいです。

 

県内でもこんなにちがうんだから、東北弁という言葉で東北全体の言葉をひとくくりにしちゃうのはかなり違和感を感じちゃうんですよね。こういうことは、日本の他の地方の人も多かれ少なかれ感じることなんじゃないかなあ・・。

 

さて、Miiは山形を離れて〇十年もたちますが、ここ最近になって、案外自分は山形のことを知らないんだな‥ということに気づいてしまった(;´∀`)。バックパッカーやってたのに、灯台下暗しでした。

 

というわけで、Miiのここ数年のスタイルは旅するように帰省するなのです。

 

今回もメジャーなとこマイナーなとこ、旅人気分で毎日出かけ、母にはあきれられましたが、そんな山形のお出かけスポットを数回に分けてご紹介したいと思います。

 

山形イタリアン「アル・ケッチャーノ」(鶴岡市

シェフの奥田政行さんが、地元庄内の旬の野菜や魚介類、肉などにこだわってつくりあげるイタリアンレストラン。

奥田シェフは銀座の山形アンテナショップにあるレストラン「ヤマガタ サンダンデロ」をはじめ、ほかにも何店舗か手がけています。

 

今回、料理人をしている私の主人のたっての希望で、実家に帰りつく前に立ち寄りました。

 

じつは十数年前にも一度2人で行ったことがあったのですが、その時はお味があまりにも上品すぎて(味付けが薄すぎた)まったく印象に残らず、自分の中で再訪は考えていませんでした。

 

でも、まあ、主人の希望だし、もう一度くらいなら試しに・・ということで、主人が予約を入れようとしたんですが、値段でぶっ飛びました!

 

基本的にコース料理なんですが、今の時期は¥5,000~とのこと!(ランチです!)ホームページには¥3,500~だったはず?

 

一旦夫婦で検討の末、う~む、やむをえまい。今回は特別ということで予約することに・・。しかし家族4人分かあ・・。娘はお子さまランチとして~。

 

さて当日のコースのお味。

 

 

結果からいえば、今回はとってもおいしかったです!(っていうか、この値段でおいしくなかったら、ホント困りますけど‥(-_-;)。)

 

シンプルな味付けがベースですが、(薄すぎず、ちゃんと)素材の味が生かされていて、プラス和の要素もちょっとあり、なんだか前の印象とはずいぶんちがいました。まあ15年もたっているので、その間にいろんな変化があったのかもしれません。

 

財布には相当痛かったですが、お腹と心は満足しました。

 

いつもがんばっている自分にごほうびを!という方、ふだんはなかなかお目にかかれない、庄内のめずらしい食材を存分に味わいたい方にはぜひおすすめです♪

 

出羽三山神社羽黒山五重塔鶴岡市

山形観光では絶対に外せないスポットです。

 

出羽三山というのは羽黒山(はぐろさん)、月山(がっさん)、湯殿山(ゆどのさん)の総称で、古くから信仰の山として崇められてきました。

 

今回訪れたのは羽黒山にある国宝五重塔、そして2446段の石段を上った先にある出羽三山神社です。ちなみに歩くのはあんまり‥って方は、車で上まで行くこともできますのでご安心を♪

 

随神門(ずいしんもん)をくぐって石段をず~っと下りていきます。

 

15分ほど歩くと、そこだけ時が止まったかのように五重塔が静かにたたずんでいます。

 

ちなみに、11/4までの間、五重塔の内部を特別に拝観することができるみたいです。なんと、明治維新後初めての一般公開とのこと!

 

さて五重塔をさらに奥に進むと、おまちかねの長~い石段が!がんばって上りましょう!

娘からは、五重塔までって言ったのに、だまされた!!!とブーブー文句を言われながら、1時間ちょっとかけて上まで上りました(笑)。結構キツイ!!

 

私はペタンコ靴を履いてたので大丈夫と思ってたのですが、ソックスは丈が短いフットカバーだったので、上っているうちにかかとがすっかり脱げてしまい、最後気づいたら靴擦れですっかり皮がすりむけていました・・。

 

けっこう老いも若きも上ってますし、皆さん軽装の方が多いですが、靴ははきなれた運動靴にちゃんとした?靴下がいいと思います。

 

それから、汗はかなりかくので、タオルと水分は忘れずに・・!石段の途中に茶屋があるので、飲み物はそこでも買えると思います。かき氷などもあり♪

 

ようやく到着~!

 

出羽三山神社。さすがにおごそかで威厳があります!平日にもかかわらず、けっこうな人が参拝していました。

 

ようやくごほうびタイムです♪

 

さて、もと来た道を戻ります。ちょっとひざがガクガクしちゃうけど(;'∀')。

 

いろり火の里 なの花温泉「田田(でんでん)」(三川町

家族そろってすっかり汗びっしょりになったので、実家に行く前に立ち寄り温泉へGO!

 

このあたりにはたくさんの立ち寄り湯があります。田田はのどかな庄内平野の中にある温泉で、宿泊施設と道の駅も隣接しています。

 

がんばってたくさん歩いた身体に、優しい温泉のお湯がしみますよ~

二種類の温泉でゆったりと癒されてみんなすっかり復活しました!!

 

そして半日めいっぱい楽しんだ後、ようやく実家へ向かったのでした。両親はかなり待ちかねてましたけど(笑)。

 

・・・次回へ続く

 

読んでいただきありがとうございます。

 

よかったら他の記事ものぞいてみてくださいね。

 

 

『カラスの教科書』~カラスからの攻撃を避けるには?~

 

前からずっと気になっていた『カラスの教科書』という本をようやく読むことができました。きっかけについてはこちら↓↓↓

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まず本の中にしょっちゅう出てくるこのカラスくんのイラストが、メチャメチャいやされてかわいいです・・。↓↓↓

 

著者は松原始さんという動物行動学を研究している方で、ご本人いわく、大学の卒業研究から博士課程までカラス一本のカラス馬鹿だそうです。

 

自由な筆致で、人を食ったような文章。読んでいて思わずこっちも一人で笑ってしまう(笑)。

 

カラスを観察する松原さんの描写もとってもユニークで、思わずニヤッとしたり、クスッとしたり。なんだか、おかたいイメージのある研究者とはずいぶんかけ離れた印象です。

 

そういえば、前に「こどもの本総選挙」で堂々1位になった『ざんねんないきもの事典』の著者、今泉忠明さんもずいぶんひょうひょうとしておもしろい方でした。↓↓↓

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今泉さんも松原さんも、専門的な内容をわかりやすくおもしろく紹介して、一般人(?)の興味の幅を広げてくれた意味はすごく大きいと思います。

 

そしておふたりに共通していえるキャラの濃さ(?)ゆえか‥研究者ってなんだか独特な視点を持ってるんだなあ、と。

 

さてそんな中、今日は身近な問題として、カラスからの攻撃についての松原さんの考察を紹介します。

 

 

カラスが人間を攻撃するワケ

みなさんはカラスに攻撃されたことはありますか?私の友人は、カラスでかなり怖い経験をしたそうです。

 

松原さんによると、じつは「何もしていないのに急に」襲ってくる、という例はめったになく、その攻撃によってケガをするということもほとんどないのだとか。むしろその攻撃によって、あわてて転んでケガをするというパターンの方が多いそうです。

 

じつはカラスにとって、人間はとても大きくて怖い存在なので、人間に敵対的な態度をとる場合、理由はただ一つ。

 

ヒナを守るため

 

カラスは巣やヒナを見る、周りからの視線にとても敏感で、巣をジロジロ見るもの=「巣をねらってる敵」とみなします。しかもその相手が、巣立ちの時期を迎えているヒナの近くにいるとなれば、「わが子に危険が迫っている!」と認識するそうです。

 

なので、人間側がヒナの近くにいるという認識がなくても、たまたま巣のそばで写真を撮ったり、メールチェックなどで立ち止まったりすると、ヒナの安全に神経質になっている親ガラスが怒って攻撃してくるのです。

 

カラスの威嚇・攻撃手順

さて、カラスから知らず知らずのうちに攻撃されるまではいくつか段階があります。

1.まずは声で威嚇

 「カア、カア」が普通だとすると、「カアカアカアカア!」と激しくなる。繰り返しの早い、連続した鳴き方で、一声ずつも大きい。

 

これは人に対してではなく、その辺のカラスに対して鳴いていることも多いですが、明らかに自分に向けて鳴いているとか、あとをついてきたり、低いところまでくる場合は、「そこのお前だよ、お前!」とカラスに目をつけられている状況だそうです・・(;´∀`)

 

ちなみに、しゃがれた声で「ガララララ・・」と言い出したら、かなり怒っているらしいです!

 

2.鳴いてみて効果がなければ、とまった枝をくちばしで叩きはじめる

人間でいえば、イライラして貧乏ゆすりしたり、机を指で叩く感じ。

 

3.さらに人間が気づかない場合、頭をかすめるように飛ぶ 

基本的にカラスは怖がりなので、正面から向かってくることはなく、必ず後ろから攻撃!

 

人間が気づくのは、大体このあたりから(;´∀`)、そして・・人間側からすると「いきなり攻撃された!」という感覚。

 

体重を乗せてガツンと蹴るというよりは、むしろ頭の上を踏み台にポンと蹴飛ばすか、足指を丸めて拳を当ててゆくようです。

 

まちがっても、くちばしでつついたり、突き刺したりということはありません。基本的には、カラスも人間を恐れているし、自分も命がけなので・・!

 

カラスの攻撃を避けるには

通常私たちはカラスの巣がどこにあるなんて分からないので、それを把握しておくというのは難しいですよね。なので、知らずにカラスの巣に近づいてしまうことは十分あることだと思います。

 

私たちができることといえば、まずはカラスの声をよく聞き、マズイ!と思ったらサッと後ろを向いてけん制し(攻撃は常に後ろからなので)、さっさと逃げる‥のがいいようです。

 

子育て中のカラスたちには縄張りがあるし、ヒナをおいて遠くまではいかないので、どこまでも追ってくることはありません。数十メートルも離れれば大丈夫だそうですよ。

 

ついでにハシブトガラスハシボソガラスのちがい

『からすの教科書』によると、日本で一般的なのはハシブトガラスハシボソガラス。名前は知ってるけど、あんまり注意してみたことはないなあ・・。というわけで、簡単にそのちがいを書いてみます。

 

ハシブトガラス

くちばしが太くて大きい。ハシボソガラスより大きく、いわゆる普通のカラスの声で「カアカア」鳴く。

 

森林か市街地に住み、農耕地にはあまり見られません。東京都心にいるのは、基本的にハシブトガラスです。

 

地面が嫌いであまり降りてこず、地上で歩き回ってエサを探すことはあまりないのだとか。「飛び回っておいしいエサを見つけると降りてくる」タイプ。

 

ハシボソガラス

くちばしが細くて顔全体がシュッとしています。ハシブトガラスよりも小柄で、田んぼや畑や河川敷が大好きですが、都市部にも在住。

 

鳴き声は「カアカア」ではなく、「ガー、ゴアー」としゃがれ声で鳴くのだそうです。

 

地面に降りて、てくてく歩き回ってエサを探したりします。葉っぱや石の下をこまめに探すこともできて「とりあえず地面を歩いていれば何かエサがみつかる」というタイプ。

 

私は今まではぜんぜん気にしたことはなかったけど、おもしろそうだから今度道ばたでカラスを見かけたら、ちょっと観察してみようかなあ。

 

☆おまけ☆

本の最後に、カラスに関するQ&Aがあるんですが、それがなんだか、『生協の白石さん』を思わせるやりとりでおもしろい♪

 

 

 

ぜひ、興味がある方は読んでみてくださいね

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

よかったら他の記事ものぞいてみてくださいね〜♪

 

富士山からの電話

こんにちは。

バックパッカー主婦のMiiです。

きのうから主人と娘が富士山に行っています。去年は主人と息子がふたりで登り、今年こそは家族で・・!と思っていたのですが、残念ながら予定が合わず断念。結局今年は部活の朝練で体力を使い果たしちゃってお疲れ気味の息子と、二人でお留守番です。

 

そういえば、去年主人と息子が富士山に行った日は、私と娘は千葉の房総半島に女子旅に行ったんだっけ。ちょうど東京湾越しに富士山を見ながら、「今ごろあのへん登ってるのかな~。」と海辺でちゃぷちゃぷ遊びながら話してたのでした。

 

そのとき私たちが泊まった宿のご主人からは、「二手に分かれて旅行する家族なんて聞いたことがない。」と言われたけど、まあ、それもありでしょう。去年の娘ちゃんは富士山モードではなかったしね。

 

きのうは富士山にいる主人から「無事山頂に着きました!」とのLINEが届いたので、ひとまずほっとしていました。

 

そして今朝6時過ぎ、留守番組に富士山から突然電話がかかってきました!しかもテレビ電話FaceTime)♪(部活の息子を起こさないといけないのに、二度寝していたMii・・。起こしてくれてありがとー(;´∀`))。

 

娘から「ママ、今下山中だよ~。」

 

きのうの主人のLINEでは、娘は途中ヘタレつつも岩登りで復活!でもさすがに山頂を踏んで山小屋に着いた頃には、精魂尽き果ててたとのことでした。

 

スマホの画面でしゃべっている娘は元気そうで一安心。富士山のてっぺんまで行ったという自信と満足感が伝わってきます。

 

ちゃんとご来光も見れたそうで(まあ、正確には頂上で見るのがご来光なんだそうですが。)よかったよかった!・・とちらっと画面の後ろを見ると、おお、朝日だあ~!私からも富士山のご来光(ではないけど)見えたあ~!しかもすごい雲海!

 

・・朝から興奮してしまった。そして完全に目が覚めました(笑)。

 

しかし、富士山からの景色をこうやって千葉でLIVEで見れるって、考えてみたらものすごいことですよね・・!

 

数年前(これまた)主人と八ヶ岳に行った息子が、途中ヘタレてMiiにLINE電話をかけてきたときは、ぶつぶつ切れて結局最後までつながらず、余計精神的ダメージを負ってしまった・・という過去もありました。(ちなみにそのころ、Miiと娘はやっぱり房総の浜辺にいて、ワッフルをねらうトンビと攻防戦を繰り広げていた(;'∀'))

 

何はともあれMiiまで富士山のご利益をもらったみたいで、朝から得した気分になりました♪

 

ちなみに余談ですが、江戸時代には富士山信仰がとっても流行っていたそうで、それにちなんだお祭りが都内には今も残っているんです。

 

山開きの日に合わせて毎年6/30と7/1に開かれているそうで、私も今年初めてそのお祭りに行ってきました。とっても盛大でにぎやかなお祭りでしたが、こちらに関してはまたあらためて書くことにします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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ブログを始めて得たふたつのもの

こんにちは。元バックパッカー主婦のMiiです。

 

いつもMiiブログを読んでいただき、ありがとうございます♪

 4月にブログを始めて、かれこれ3か月半。毎日とはいきませんが、今のところ順調に?ブログ更新中です。

 

毎日書かないと!という強迫観念にかられていたら、Miiはきっと1か月もしないうちにやめていたことでしょう。無理なく、楽しくやれてることを考えると、このくらいのペースが自分にはちょうどいいのかもしれません。

 

そこで今回は、ブログを始めることで自分が得た2つのものについて書きたいと思います。

 

 

tripnoteでトラベルライターとして記事を書くようになったこと

もともと、ブログを始めた理由のひとつはここにありました。

 

バックパッカーをやってたくらいなので、もちろん旅行は大好きだったわけです。自分オリジナルの旅が今までも圧倒的に多かったのですが、残念ながら日記などの記録としてはほとんど残してきませんでした。

 

旅の記憶も年とともに薄れていきますから、あとで思い出そうとしてもなかなか細かいところまで思い出せません。

 

そこで自分にとっての備忘録+その場所に興味を持って、訪ねてみたいと思ってる人の参考になったらうれしいな、という気持ちもあり、トラベルライターをやってみたいと思ったのです。

 

いろいろ調べたところ、トラベルライターは様々な旅行Webサイトで募集していました。ただ、採用されるにはクリアしなければならないことがふたつあります。(メディアによって違いはあると思いますが。)

 

【1】個人のブログをもつ必要性

ブログなどの個人メディアを持っていることは、必須条件ではないようなのですが、ふだんどんな文章を書くのか、どんな人なのかの判断材料になるみたいです。実際、ブログもなにもない状態でトラベルライターに応募してみましたが、そこからは連絡すらきませんでした。

 

また、これから文章を書いていくことを考えると、書く力をつける場という意味でもブログは作ってよかったと思っています。 

 

【2】テスト記事を書く

トラベルライターの申し込みを通過したら、実際に旅行のテスト記事を作成して提出し、合格する必要があります。他のメディアですでに記事を書いている場合は、免除される場合もあるみたいですね。

 

まず、Miiはブログを作るところから始めました。それまでMiiはブログにあんまり興味がなかったので、もちろんなにも知識がありませんでしたし、一からすべて手探りでした。

 

でもブログがある程度形になってくると、やっぱり愛着も湧いてきますよね。何だかんだで3か月半もたっちゃいましたし!

 

ブログを始める前のリサーチでいろんな人が書いていた一番難しいのはブログを続けることという言葉はいつも頭にありますが、今のところ大丈夫かな。ブログを始めたことで、”書くことは楽しい♪” と思えたのは収穫でした。

 

ブログ記事をいくつも書いたあとに、再びトラベルライターに応募。一か所はテスト記事で落ちましたが、その後tripnoteでトラベルライターになることができました。

 

テスト記事合格後、Skypeでの面接があったのですが(SkypeMiiには初体験でした!)面接してくれた編集者さんから「ブログもけっこう更新してますよね!」と言われ、ああ、やっぱりブログもちゃんとチェックしてるんだなあ、と妙に納得した覚えがあります。

 

まあ、トラベルライターとしてはまだスタートしたばかりなので、勉強しなきゃいけないこと盛りだくさんですけどね(;'∀')。

 

ブログでいろんな人の生き方や価値観、考え方を知る機会が増えたこと

さっきも書きましたが、ブログを始める前まではだれかのブログを読むことってほとんどありませんでした。自分の興味あること..キャンプや山登りや旅行先の生の情報をゲットするのに、たま〜にのぞいてみるくらい。

 

それが、自分がブログを始めてから皆さんのブログも読ませていただくようになり、今まで知らなかったおもしろさに目覚めた感じです。

 

読者登録してくださってる方たちも、ママさんや料理人さんや先生、学生さん..など、ホントにバラエティに富んでいて、(共通点はイマイチ分からないのですが´д` ;) Miiのブログに興味を持ってくださってとてもありがたいです!

 

たまにいただくコメントもすごく励みになり、うれしくて何度も読んでしまいます♪

 

以前コメントをくださった方々、すみません。私、コメント欄からフツーに返信のコメントを入れてました・・。最初に”id:"とつけるべきだったとおととい知りました(-_-;)。)

 

そして、ふだんの生活ではなかなか接点を持てないであろうそういう方たちのブログは、読んでいて切り口も自分にとって新鮮だし、なるほど〜、そういう考え方もあるんだ!とはっとすることも多いんですよね。

 

人間、どうしても日常生活の中で接する人たちは限られちゃいますし、なかなか新しい風を感じる機会というのは少ないですからね。

 

そんな意味でも、リアルにいろんな生き方や考え方を垣間見れて、刺激を感じられることは、ブログの楽しみ方の一つだと思っています。

 

皆さんそれぞれのブログにカラーがあり、文章の端々にその人が透けて見えるのがおもしろいですよね

 

まとめ

こうやって考えると、4月の時の自分には「なにも分からず手探りだったけど、ブログ始めてよかったよ!大げさかもしれないけど、思いきって一歩踏み出してみたことで、確実に変化してるよ!」って言ってあげたいです。

 

Miiブログの内容に統一性がないのは、まあご愛敬ということで(笑)。モットーは楽しい内容であること!(できるだけ。)を心がけております。

 

ぜひこれからもよろしくお付き合いください♪

 

 長~いブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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千葉のローカル線【小湊鉄道】ぶらり半日旅してきた話

子どもたちは今週末から夏休み。長い休みに入ると、勝手な一人ぶらり旅もままならなくなるので、最後のチャンスとばかりに、今日はちょっとおでかけしてきました。

 

朝の時点でもまだどこに行こうかと悩んでいた私ですが、結局向かった先はJR内房線五井駅

 

ここから、千葉のローカル線「小湊(こみなと)鉄道」に乗って、ちょっと旅気分を味わおうと思って^_^ 前から気になる鉄道だったけど、乗るのは初めてです。

 

子どもたちを学校に送り出し、洗濯も済ませていざ!

 

五井駅到着。構内でJRから小湊鉄道に乗り換えられるけど、ここからはSuicaが使えないので、一旦精算。

 

 

この奥で小湊鉄道の切符を買います。

このヒトたちは千葉のローカルヒーロー、キャプテン☆CとダスターD。ウチの子たちも一度ショーをみたことがあったような、なかったような..?

 

切符売り場手前では、おばちゃんがお弁当を売ってました^_^ 旅気分高まるな〜♪

 

房総といえば太巻き寿司!

このきれいな模様のお寿司を一度でもいいから作ってみたいと昔から思ってるのですが、めんどくさがりな私はなかなか...´д` ; 誰かおしえて~。

 

そして、結局買ったのはちまきでした。

 

切符を買う段階では、養老渓谷まで行って、ハイキングするつもりでしたが、どうやら時間的にタイトらしい。

 

まあ、今日は小湊鉄道で旅気分を味わえればいっか!ということで、ホームで待っていた上総牛久(かずさうしく)行に乗ることに。

 

ちなみに、こういう切符は初めて見ました。おもしろい!

 

お、1両編成!

 

しかも、内装もなんとレトロな!出発してまもなく、車掌さんが車内のすべての窓を全開しにきた!車内で回る扇風機+自然の風のみ!

 

外は酷暑だけど、草の匂いのする風が吹き込んできて心地よい!窓から見る景色は限りなくのどかです。来てよかった〜^_^

 それにしても千葉はホントに山がない県です(;'∀') いや、正確にはあるけどね。

 

上総牛久駅はこじんまりとした駅でした。

 

ハートをわしづかみにされて、思わず撮った1枚。こういう看板に弱いのよ私・・。

 

上総牛久の情報がほとんどないままノリで来てしまったので、とりあえず駅でゲットした街の地図を片手に歩いてみました。地図には“何にもないをお楽しみ下さい"と書いてあります。

里山があるらしいので、それを登ろうと思ったんだけど..歩けど歩けど着く気がしない・・。

 

誰も外を歩いてないし..っていうか、こんな酷暑の中歩いてる物好きは私くらい?みんな車だよね´д` ;

 

あきらめてラーメン食べることにしました。

 

竹岡式ラーメン ¥750なり。玉ねぎのみじん切りとチャーシュー、メンマが入っています。初めてかな?黒っぽいスープだけど、わりとあっさり。味付けはやや濃いめかなあ。分厚くてホロホロしたチャーシューが美味でした☆

..って、私ちまき買ったんだった!!

 

上総牛久の街は小さいので、あっという間にぐるっと歩けます。古くからのお店が街道沿いに並んでる感じでした。

 

そんな中、何気なく入った和菓子屋さん。

 

家へのおみやげにちょっと買って帰りますか。

六方焼.. こしあん入りのお菓子。6面を焼くことからこの名前がついたそう。

 

黄金芋... 白あん入りでシナモンがきいたお菓子。

 

牛久で長くやってきた和菓子屋さんみたいです。お店のおばちゃんと小一時間ほど世間話しちゃいました(笑)。

 

おばちゃんによると、今週末20,21日は江戸時代から続く八坂祭というお祭りだそうで、けっこう盛大らしいのですが、少子化が深刻で、屋台(山車?)の上で太鼓をたたく子どもが足りないと嘆いていました^^;

昔はそれぞれの家の長男しか参加できないものだったのに、今は次男、三男、女の子が総出でも足りないのだとか..。こんなところにも少子化の影響がきてるなんて、オドロキ!

 

思いがけず立ち寄った街で地元の人とお話して、その街のことを知ることができると、ほんの数時間しかいない街なのに愛着が湧きます^_^前にもブログで書いたけど、私はこういうのが旅のおもしろさのひとつだと思ってます☆

 

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さて、そろそろ帰るとしますか。

 

こういう風景がたまらないんだよなあ..!

私は田舎育ちだから、やっぱり基本的にこういう風景が好きなのです。何才になっても。

 

ああ、しかし、だんだん五井駅に近づいて..また東京近郊に戻ってきてしまった。

 

↓↓↓なんなんですか。この、人が多くて街っぽい雰囲気の内房線のホームと

 

↓↓↓ローカルな小湊鉄道のホーム側の雰囲気とのこの落差は!!!

...おんなじ五井駅なのに。

 

街に帰ってきちゃったよ、っと。

 

あ、千葉コーラ!初めて見た。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

よかったら他の記事ものぞいてみてくださいね。

どうやら私、マニアックみたいです

こんにちは。

 

バックパッカー主婦のMiiです。

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最近になって、どうやら自分がマニアックらしい、と思い始めました。

 

何か月も前にダンナから、私がマニアックだと指摘されたときは、言ってる意味がぜんぜん分かりませんでした(笑)

 

でも、最近tripnote で旅行記事を書き始め、日常で記事ネタを意識するようになると、どうも自分アンテナに引っかかるものはちょっとマニアック系なものばかりな気がしてなりません。

 

今書いてる記事は花火に関してなんですが、これから本番シーズンを迎える各地の花火大会のことではもちろんなく(これはすでに他のライターさんも書いてますし。),花火のルーツに関する記事。

 

もともと、軽ーい気持ちで、花火に関する旅行ネタもおもしろいかも!と思ったのが始まり。

 

子どもたちが学校に行ってる間、都内に足を延ばして花火に関する場所を訪ねていたら、なんだか興味が広がっちゃって、気がつけばルーツの江戸時代までたどり着いちゃいました´д` ;そのまま、掲載してもらえるのかどうか不明??

 

振り返れば、今までtripnote で書いた数少ない他の記事も、都内の下町の子どもたちが食べていた駄菓子屋もんじゃの記事や、柴又から矢切の渡し(江戸川を渡る渡し船)に乗って、徳川家の住まいを訪ねる記事だったりと、#歴史、#江戸、#庶民って感じのものが多いなあ..と気づいてしまった。まあ、はっきり言って華やかさはあんまりないですね(笑)

 

たくさんアクセスしてもらうには、#インスタ映えとか#女子旅を意識した記事が書けたほうがいいんでしょうけど´д` ;

 

そういう記事は他のライターさんがたくさん書いてるので、私はあえて渋々&マニアック路線でいくことにします(笑)。まずは自分が行きたい場所、おもしろい、楽しいと思った場所じゃないとね。

 

学生時代は歴史が専攻だったから、こういう流れはある意味仕方ないかも?私は西洋史専攻だったんですけど、最近は江戸の文化にどんどん興味が出てきちゃいました。

 

都内には、江戸文化の名残が今もけっこう残っているんですよ。花火だけじゃなく、お祭りなんかもそうですし..。

 

日本の首都としての近代的な都市東京、という顔以外に、粋な江戸の庶民文化が残る街東京、という顔も持っていて、なんだか東京って奥が深くておもしろい街だなぁ!と最近思い始めてます

 

ほかにもまだまだ都内で行ってみたいとこがたくさんあるなあ!・・・あ、またマニアックって言われるから、今日はこの辺でやめとこ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

よかったら他の記事ものぞいてみてくださいね。