自由旅クリエイター/ライター にじねこMiiのブログ

なりゆきまかせの自由旅が好きなライター。元バックパッカーで今は2児の母。人生を今よりちょっとだけ楽しくしてくれるモノが好き。Web媒体で旅や地域の魅力を発信したり、取材記事を書いてます。お仕事も随時募集中♪

【山形あるある】「夕顔」って食べたことありますか?

これはなんの実? 皆さん、この大きなウリみたいな野菜、何か知ってますか? じつはこれ、「夕顔」。そう、巻き寿司に使うあのかんぴょうの原料です。私の故郷、山形県の庄内地方では、夏になるとよく食卓に上るおなじみの野菜なんです。 夕顔についてTwitte…

食わず嫌い

使い捨てマスク不足が深刻だったころ、医療関係の仕事をする妹と電話で手作りマスクの話になったのだが、妹がこんなことを言ったのを聞いて驚いた。 「誰が触ったか分からないマスクなんて、怖くて使おうと思わない。」 わたしは手作りマスクがあちこちで売…

かたちのないもの

目の前で淹れてもらうとなんでこんなにおいしいんだろう コーヒーを淹れるときのひとつひとつの丁寧な動きとか 集中してるときのピンと張りつめた感じとか 挽きたてのコーヒーの香りとか カウンターに流れるゆったりとした時間 べつになくても困らないものだ…

思春期の娘と結婚について語る

最近、夜寝ようと布団に入ると、中1娘が隣から話しかけてくることが多い。 日中はこちらが話しかけてもろくに返事もしないし、口癖は「めんどくさい。」だ。いつもイライラ不機嫌で、時々「チッ!」と舌打ちまでする。にもかかわらず、夜になると話しかけて…

こころはどこかに

気持ちのいい梅雨の晴れ間 こんな日は思いっきり窓を開けっぱなしにして心地よい風を思う存分感じよう 高い空を横切る飛行機を見るたび 私のこころはどこか遠いところへと飛んでいってしまう

ソウルのおばちゃんとヤクルトー韓国ー

知らない街に行くと、あてもなくぶらぶらと歩くのが好きだ。この時もソウルで路地裏探検をしながら、ガイドブックでみた「汗蒸幕(ハンジュンマク)」を探していた。「汗蒸幕」というのは韓国の伝統的なサウナで、どうやらここでアカスリもできるらしい。韓…

シチリアの彼女ーイタリアー

その日シチリア島に降り立ったのは午後9時半。長い旅だった。 前夜にドイツ・ミュンヘンを発ってからほぼ24時間。ようやくシチリアのカターニャに着いた時には心底ほっとした。迎えに来てくれた友人ジゼラの車に乗って、彼女の地元である内陸部の小さな街ま…

今の自分の世界を飛び出してこそ見えるふたつのものとは?

以前海外を一年半旅した時、のちの自分の人生に大きな影響を与えたことがふたつありました。 ひとつは世界には様々な考え方や価値観があると知ったこと。 旅先ではいろんな人に出会います。その国に住む人だけでなく、ほかの国からのバックパッカーにも。言…

ほんとの友だちは

娘よほんとの友だちは少しでいい。 自分の人生を通して緩く長くつながれる何人かに出会えればいいんだよ。 その人はもしかしたら 明日学校で初めて話をする子かもしれないし 20年後に一緒に仕事をする誰かかもしれない。 いつどこで巡り合うかは分からないか…

ヒッチハイクは多国籍でーポルトガルー

皆さんはヒッチハイクってしたことありますか? 多分、日本で暮らしている中で、経験したことのある人はほとんどいないと思います。私もヒッチハイクしようとしている人を1~2回見かけたことがある程度で、乗せてあげたなんて話は聞いたことがないし、日本で…

今の自分にふるさとはどう映るか?

私は今現在、千葉県に住んでいますが、生まれ育ったのは山形県の庄内地方にある酒田市という街です。 旅好きの性分なので、結婚前はいろいろな国を旅しました。その頃の私は、若さゆえの勢いもあって、気持ちは常に外を向いていました。自分が知らなかったた…

ついつい奥へ行きたくなる!東京・路地裏コレクション

私が都内に行くとき、ついつい足を向けてしまうのが下町。東京の華やかな街の顔も魅力的ですが、私はどちらかといえば、のんびりした雰囲気が残る下町のほうが好きです。 そして下町といえば路地裏。細い道が奥へ奥へと続いていると、ついその先に何があるの…

【へんなものシリーズ】こういうことには集中できるんだけど・・

家にいる時間が格段に増えた今日この頃。中学生の子どもたちも休校でずっと在宅です。記事を書かないと・・!と思いつつも筆が進まないのが現状で、いざPCに向かってもちっとも集中できません。 そんな中、先日気分転換にちょっとこんなことして遊んでみまし…

ダンナが家出中に妻が考えたこと

かれこれ6,7年前、大げんかの末、ダンナが数日間家出をしたことがありました。 原因は「たらこ」。俗にわが家では「たらこ事件」と呼ばれています。 詳細は省きますが、たらこを食べたいダンナ(←魚卵は控えた方がいいヒト)に、「食べちゃって大丈夫なの?」…

【東京】新宿のゴジラを間近で見る方法

ライター仲間さんと新年会をした帰りに、新宿のランドマーク「ゴジラヘッド」を見てきました。 前からその存在は知っていましたが、歌舞伎町にあったんですね~。上を見上げるといきなり現れたΣ(゚д゚lll)。 「おお!」と思わず興奮。 ここはもともと、「新宿…

【東京】オトナの街・神楽坂のなみなみワインとお気に入りの本屋さん

神楽坂は都内でもお気に入りの街のひとつ。今回は私が行くときについつい立ち寄ってしまうスポットをいくつかご紹介します。 「かもめブックス」 東京メトロ・神楽坂駅を出たすぐそばにある「かもめブックス」。この本屋さん、ちょっと個性的で、本屋+ちょ…

夕暮れをみるなら東京駅のすぐそば「KITTE」の屋上がおすすめ!

「KITTE(キッテ)」はJR東京駅の丸の内南口前にあり、レストランやショップ、東京中央郵便局などが入ったビルです。屋上庭園は自由に入れる穴場だと聞いていたので、前から一度行ってみたいと思っていました。 先日たまたま都内に行く機会があったので、ちょ…

東京で酒蔵見学〜「石川酒造」は酒飲みのテーマパーク♪

意外かもしれませんが、じつは都内には9つの酒蔵があるのを知っていますか?今回はその中の一つ、「石川酒造」をご紹介します。 「石川酒造」は福生(ふっさ)市にあり、JR青梅(おうめ)線・西武拝島線の拝島駅が最寄駅。歩いて20分ほどです。 大通りから細…

【へんなものシリーズ】回文を実写化してみると・・?

小6娘が国語の授業で回文をやったそうです。上から読んでも下から読んでもおんなじになる、っていうアレですね。みんなで考えて出し合ったというので、おもしろそうなのを教えてもらいました。 たとえばこんなの。 「てんぐのぐんて」・・うん、まあまあ。 …

チャンスは今だけ!「大嘗宮(だいじょうきゅう)」と「皇居乾(いぬい)通りの紅葉」をダブルで観にいこう♪

本日12/5、現在一般公開している「大嘗宮」と「乾(いぬい)通りの紅葉」を観に、友人と皇居へでかけてきました。ちなみに一般公開期間はどちらも12/8(日)までです。 「大嘗宮」はご存知のとおり、天皇陛下の即位に伴う儀式「大嘗祭」を執り行ったところで…

スロージョギングを始めて3週間たった今思うこと

スロージョギングを始めて約3週間たちます。雨などで走れない日もありますが、基本的には毎日30分位走っています。友人と走る時もあれば、自分1人の時も。始めた頃はどのくらい続くかなぁと思っていましたが、走り始めると案外イヤじゃなく、雨の日でも晴れ…

ことばのちから

最近、スロージョギングなるものを始めました。まだ10日ほどですが、雨でなければ毎日30分位走るようにしています。 正直、長距離は苦手なので、今までただの一度も自分から走ろうと思ったことはありませんでした。でもスロージョギングは、おしゃべりできる…

スマホで撮る写真がちょっとおもしろくなってきた話

最近、写真を撮るのがおもしろいなと思っています。 少し前まで、私はまったく写真に興味がありませんでした。去年からtripnoteという旅行WEBサイトでトラベルライターとして記事を書き始めた時も、旅先でパシャっと撮った写真をただ載せる、という意識しか…

【山形・秋田】鳥海山へ

8月初旬に山形に帰省した際、この数年間ずっと登ってみたいと思っていたふるさとの山に登ってきました。 標高2,236mの山形・秋田の県境にそびえる鳥海山(ちょうかいさん)。子どもの頃から毎日仰ぎ見ていた、私にとっての母なる山です。今回数年越しによう…

一人旅をしてみたい人へ~そのメリットとデメリットについて

最近、以前に比べて一人旅についての旅メディアや本をみかけます。需要があるということなのでしょう。一人旅といっても、国内、海外と様々ですが、興味はあるけどなかなか一歩を踏み出せない・・という人もけっこう多いんじゃないでしょうか? 私が以前、バ…

一緒に旅したい理想の相手とは?

私は基本的に一人旅派ですが、たまに「もし自分が(家族以外の)だれかと旅に出るとしたら、どんな人となら楽しめるかな。」と考えるときがあります。 もちろん信頼できる相手というのは必須条件ですが、他に求めるものはただ一つ。 「自立した旅ができる相手…

自分の居場所はいくつかあった方がいい

皆さんは自分の顔をいくつ持っていますか? 私はふだん、母や妻や学校の読み聞かせママとしての自分のほか、パート事務、トラベルライター、地域の魅力を発信するライターなどの顔があります。もちろんそれぞれに関わる人も違うし、自分の立場や存在感もちが…

自然の中に放り出された子どもたちが得るもの

今日は野田知佑さんが書いた、『ユーコン川を筏で下る』という本を紹介します。 野田さんは世界中の川をカヌーで旅し、その旅で出会った人や出来事や感じたことを書いているのですが、私は味わいがあるその文章が好きで、以前よく読んでいました。 野田さん…

旅で感じた不便さゆえの自由とは?

『ユーコン川を筏で下る』 野田知佑(のだともすけ)さんという方の本です。 野田さんは日本を代表するカヌーイストで、世界中の川をカヌーで旅し、それをたくさんの本につづっているのですが、この本はカナダとアメリカのアラスカ州をまたいで流れているユ…

海外一人旅から20年後、旅について思うこと

一年間、ワーキングホリデーでニュージーランドに行き、その後半年間ヨーロッパを一人で旅したのは、私が25〜26才の頃。若かった私にとって、それはその後の人生に大きな影響を与えた出来事でした。 日本ではよく「旅に出る=自分探し」みたいに言われますが…